【霊界解放シリーズ140】 近代日本の礎を築いた松平忠固「開国」 ⇔孝明天皇「鎖国」(2021.08.08)

2021年08月08日
【霊界解放シリーズ140】
近代日本の礎を築いた松平忠固「開国」
⇔孝明天皇「鎖国」
日本の江戸時代(1603~1868年)末期に開国を断行した人物は、これまで知られてきた井伊直弼ではなく、松平忠固であった。
1858年、アメリカが「日米修好通商条約」の締結を迫ると、孝明天皇は、
「アメリカの望むとおりになれば、天下の一大事ではないか。私の代にこのようなことが起これば、後世にも恥辱として残るだろう」
と述べ、アメリカが望むのであれば戦争も辞さないという意思を表明し、条約締結による開国を断固として拒否した。
一方、当時、誰よりも国際情勢に詳しかった老中、すなわち幕府政権の最高職にあった松平忠固は、幕府がアメリカと一戦を交えた場合、勝つ見込みはなく、場合によっては領土の一部を割譲しなければならなくなると判断した。
それならば、できる限り早く開国するべきだと主張し、天皇の勅許を得ないまま、すべての責任を負って開国を断行した。
孝明天皇は、勅許を得ずに条約が締結されたことを知って激怒し、松平は免職・蟄居の処分を受けた。
老中職を罷免された松平は、その後、養蚕業に力を注ぎ、横浜の開港と同時に生糸の輸出を始めた。それ以降、生糸は日本最大の輸出品となり、明治時代から昭和時代初期まで日本経済を牽引した。
この事実を考えれば、開国の時代をあらかじめ見通し、準備を進めていた松平のビジョンが正確であったことが分かる。
一方、孝明天皇は、36歳という若さで天然痘が悪化して亡くなったとされているが、暗殺されたともいわれている。
松平忠固
「人の話をよく聞くようにと伝えてください!」
霊人:
私は今、少し忙しいのだが、それで頼みたいことがある。
応答:
何をして差し上げましょうか? 何をお手伝いすればよいですか?
霊人:
少し行って来てくれないか!
応答:
はい、どこへ行けばよいのですか?
霊人:
あそこだ!
応答:
行って来ましょう。行って、何をすればよいのですか?
霊人:
頼み事をしてきてくれ!
応答:
どのようなことを頼めばよいのですか?
霊人:
これからは、人の話をよく聞くようにと伝えてくれ! それを頼みたいのだ。
応答:
その人は、これまで人の話をあまり聞かなかったのですか?
霊人:
そうなのだ。
応答:
それでは、もう少し賢くならなければなりませんね。
霊人:
そうかもしれない。
応答:
これまでは、人の話を聞かない頑固者だったのですね。
霊人:
そのような人だ。
応答:
自尊心が強く、自分は非常に賢いと思っているのでしょう?
霊人:
そうだ。そうだと思う。まったく人の話を聞かないのだ。
応答:
自分の世界に、すっかり入り込んでいるのですね。
霊人:
そうだ。そのようなところもある。それで、「あなたは間違っています」と、君から少し教えてやってくれ!
応答:
はっと目を覚まさせなければなりませんね。
霊人:
そうかもしれない。
応答:
ある意味では、魂が眠っているのですね。自分の世界に閉じこもっていますから。
霊人:
ああ、そうかもしれない。
応答:
個人の鎖国政策のようなものですね。外部に対して一切開かず、自分の世界だけを守り続ける鎖国です。
霊人:
そうだ。あの人は人の話を聞かない。いろいろと話したが、まったく役に立たなかった。
応答:
誰の話も聞かなければ、最後には独りぼっちになってしまうでしょう。
霊人:
そうなるだろう。だから、前もって言ってやらなければならない。
応答:
一人でいるということは、それこそ地獄ではありませんか?
霊人:
そのような姿にならないよう、よく言ってやるのがよいと思う。
応答:
人の話をよく聞く人、他人の話に耳を傾ける人の周りには、人々がしだいに集まってくるものです。
霊人:
その通りだ。しかし、あの人はあまりにも人の話を聞かないので、独りぼっちというか、頑固な老人というか、とにかく頑固一徹で、誰も相手にしようとしないのだ。
応答:
そのことに気づかなければ、ますますひどくなりそうですね。
霊人:
人の話を聞かないから、本当に大変なのだ!
応答:
そうでしょうね。
霊人:
そうなのだ。それで、いろいろな人に、少し行って来てほしいと頼んだ。
どのような話であっても、人の話を聞くことは大切だ。人の話を聞くということは、自分の身に何か起こるかもしれないということを考えるためにも必要だからだ。
日本を開国させた男「松平忠固」
応答:
そうですね。
霊人:
良いことかもしれないではないか? だから、よく聞かなければならないのだ。
応答:
そうですね。
霊人:
あの人は、人の話にはまったく耳を貸さず、いつも自分が正しいと思っている。そうしているうちに大変なことが起きれば、困るではないか?
応答:
今の時代には、道を案内してくれる機械があります。
霊人:
おお! そのようなものがあるのか?
応答:
あります。地図があるでしょう?
霊人:
ああ〜、地図はある!
応答:
地図のようなものです。
霊人:
ああ! そのようなものがあるのか?
応答:
一人の人間が、世の中のすべての道を知ることはできないでしょう?
霊人:
そうだ。
応答:
あまりにも広いので、地図を見ながら自分の進む道を正すのではありませんか?
霊人:
そうだ。
応答:
それを教えてくれる機械があるのです。
霊人:
そうなのだな。
応答:
自分が道を外れた時、それを教えてくれるなら、ありがたいことではありませんか?
霊人:
もちろん、そうだ。
応答:
自分が正しいと思う道を突き進んでいるうちに、崖から落ちるかもしれません。行き止まりに入れば、引き返さなければならないでしょう。
霊人:
それは大変だ。
応答:
それでは時間の無駄になります。そのようなことにならないよう、あらかじめ教えてくれるものが、人の言葉なのです。
霊人:
それは便利だな。
応答:
決して自尊心を傷つけることではありません。
霊人:
そうだろう! 君、少し行って来てくれ!
応答:
はい、分かりました! あなたの思いを、よく伝えて来ましょう。
霊人:
そうしてくれるのか? 私はもう行かなければならず、これ以上、あなたのそばにいることもできない。
だから、これからは人の話をよく聞きなさい! 人の話をよく聞けば……人の言葉というものは、あなたにとって非常によいことだから……そのようにする方がよいかもしれないと、伝えてくれ。
(松平は、これから交易の時代が訪れることを理解し、交易を通じた積極的な開国を主張した唯一の閣僚であった。また、長野県上田の領主として、特産品である生糸の品質向上を進めていた。明治以後、日本製品は海外の博覧会で高い評価を受けるようになる。)
応答:
亡くなる前に、そうしなければなりませんね?
霊人:
その通りだ。
応答:
地獄へ落ちる前に、生きている間に道を正してあげなければなりませんね。
霊人:
君から話してやってくれ! いろいろな人に頼んだのだが!
応答:
最後の忠告のようなものですね。
霊人:
そうなのだ。
応答:
最後のお願いなのですね。
霊人:
そうなのだ。このままでは困るではないか!
応答:
いつ亡くなるかも分かりませんからね。
霊人:
そうだ。
応答:
明日亡くなれば、確実に地獄行きですね。
霊人:
そうだろう。
応答:
それで、かわいそうだから伝えてあげたいのですが、本人は自分があと100年か200年ほど生きると思っているのでしょう?
霊人:
ああ、そのようなこともあるかもしれない。
応答:
それで、のんびり構えているのでしょう。
霊人:
それはよく分からないが、とにかく自分の考えが一番だと思っている。君に、よろしく頼む!
応答:
分かりました。それでも話を聞かなければ、地獄で会うほかありませんね。
霊人:
霊界へ去る。
孝明天皇
「私が間違っていたと伝えてください!」
霊人:
そのような事情を分かってほしかったのだが、私が間違っていたようだ。
応答:
しかし、一生懸命努力したではありませんか? 最善を尽くしました。
霊人:
私が間違っていたと伝えてくれ!
応答:
ああ、他人を責めない姿が素晴らしいですね。
霊人:
私は行かなければならないから……。行きたくはないが、行かなければならないようだ。
応答:
はい、残りのことは私に任せてください。あなたが成し遂げられなかったことは、すべて私に任せてください。
霊人:
本当なのか?
応答:
心配しないでください。あなたの心をよく分かっていますから。
霊人:
本当なのか?
応答:
そうです。私に任せて、あなたは心を軽くして行けばよいのです。
リレーと同じように、自分が力いっぱい走った後、次の走者にバトンを渡せばよいのです。残りの仕事は私が引き受けますから、あなたは休んでください。
霊人:
「受け継がせなさい」ということか?
応答:
そのような意味です。あなたが残した分、走りきれなかった分は、私が走ります。
霊人:
ああ〜、それが申し訳ないのだ。
応答:
あなたがすべて走りきってしまえば、私が出る機会がなくなってしまうではありませんか。私にも少し残してください。
霊人:
それが申し訳ないから言っているのだ。
応答:
一人で完走したいのですか?
霊人:
いいえ、いいえ!
応答:
残しても大丈夫です。あなたを責める人は誰もいません。受け継がせるということは、美しいことです。
霊人:
受け継がせるということなのだな?
応答:
それは永遠に続くものです。私もまた、ほかの人へ受け継がなければならないでしょう。
霊人:
成し遂げられなかったことを、ほかの人に頼むのは、どうも心に引っかかるのだ。
応答:
もともと受け継ぐ時には、良いものだけではなく、すべてを受け継ぐのです。私が速度を上げて、ほかの人々を追い越しますから、心配しないでください。
霊人:
ああ〜、そのようになるだろうか?
応答:
もちろんです。挽回しなければなりません。何も心配しないでください。目的地に到着したらお知らせしますから、一緒に「万歳」と叫びましょう。
霊人:
できるだろうか?
応答:
できるからこそ、このように大きなことを言っているのではありませんか?
霊人:
できるだろうか?
応答:
できます!
霊人:
他人の仕事に、これほど心を配って引き受けようというあなたは、本当に良い方だ。
応答:
ああ、そのように信じてくださる分、私にも気合が入ります。
あなたが私を信じてくださるほど力が湧いてくるので、「頑張れ! あなたを信じている! できる!」と応援してくださる方がよいのです。「できるだろうか」と心配するよりも。
霊人:
それでは、お願いしてみようか?
応答:
そのようにしてくだされば、私にも力が入るではありませんか?
霊人:
私が成し遂げられなかったことが、たくさん残っている。
応答:
それを「頼む」と、私に力強く言ってくださればよいのです。
霊人:
ああ、そうなのか?
応答:
そして、私の背中を軽くたたきながら、「自信を持ちなさい。私が君の後ろにいるから、心配するな」と、私を励ましてください。
霊人:
そうなのだな。
応答:
それが、今あなたのするべきことです。そうすれば、これからのすべての責任は、私が背負っていきます。
霊人:
そうなのか?
応答:
あなたに、これ以上責任を追及することはありません。
霊人:
それは本当によいな。しかし、それでも申し訳ないではないか?
応答:
受け継ぐということは、一体になるという意味です。私たちは一体ではありませんか?
霊人:
そうなのか?
応答:
二人ではありますが、心情は一体、すなわち内的には一体ではありませんか? 使命が同じですから。
霊人:
私のするべきことを知っているのか?
応答:
心が一つであれば、言葉にしなくても分かります。
霊人:
私が何を願っているのか、分かるのか?
応答:
はい、分かります。すべての人を幸せにしてあげたかったのでしょう?
(孝明天皇は、日本側が不利になったり、損害を受けたりする事態を防ぎ、日本国民と伝統・文化を守ることこそ、自分に与えられた使命だと考えていた。)
霊人:
人々のために生きたかったのだが、うまくいかなかった。
応答:
それは、個人の運、国の運、そして天運というものがあるからです。
霊人:
おお! 運のためだというのか?
応答:
運に逆らうことはできないでしょう。個人がどれほど強くても、国の運には逆らえません。
霊人:
運が足りなかったのだな!
応答:
国の運がどれほど強くても、天運に逆らうことはできません。
霊人:
ほう! それは大変なことだ。
応答:
その運に乗って進めばよいのですが、逆らえば滅びます。
霊人:
そうだ。運、運、運……。運を天に任せるという意味なのだな。きっと、私には運が足りなかったのだろう。
応答:
これから一緒に天運をつかみましょう。それが最優先ではないでしょうか?
霊人:
そのようにしていればよかったのに……。そのようにできなかった私が、間違っていたのだな。
応答:
まず天運をつかみ、その天運に乗って進めば、間違いないでしょう? 成功する確率が非常に高くなりますから。
霊人:
そうなのか?
応答:
最も大きな天運に乗っているのですから。
霊人:
それを、あなたがするということなのだな?
応答:
そうです。天運に逆らう者は皆、滅びるでしょう。しかし、私は天運に乗って進むので、守られるでしょう?
霊人:
大した人物だな!
応答:
これもすべて、あなたから学んだことです。これから足りないところを補っていけばよいのです。受け継ぐということは、さらに積み重ねることですから。
霊人:
もう私の運は尽きたようだから、あなたに頼むほか、道はないようだ。
応答:
補いながら、さらに完成させていかなければなりません。それが私の責任ではありませんか? 私の勝利は、あなたの勝利です!
霊人:
おい、私がしたかったことを、してくれるか?
応答:
はい、分かりました!
霊人:
ああ、本当にうれしい!
応答:
あなたの願いをかなえて差し上げましょう!
霊人:
霊界へ去る。






