2021年06月19日 【霊界解放シリーズ112】 豊臣秀吉 「偉い人の所へ行きたい! 私はもっと上の地位へ上がりたい!」(2021.06.19)


2021年06月19日

【霊界解放シリーズ112】

豊臣秀吉

「偉い人の所へ行きたい! 私はもっと上の地位へ上がりたい!」

この日、豊臣秀吉を解放した後、

「彼を連れて行って、どのように用いるつもりなのですか」

と栄進様に尋ねると、

「あの人は悪い人たちを扱うのが上手だ。人を動かす手腕に優れた人だ」

と答えました。

実際、秀吉はまったく知られていない無名の存在でしたが、「才能を見抜く力」を武器として覇権を握った人物です。無理な戦争を避け、相手を「自分の味方に引き入れる」ことで、不必要な犠牲を払わずに勢力を広げていきました。

結局、「恐怖心によって人を支配」しようとした織田信長は身を滅ぼし、秀吉は老練な「人心掌握術」によって、「日本史上類例のない出世」を成し遂げました。

秀吉は後に、かつての主君であった信長について、次のように評しました。

「信長という人は勇将ではあったが、良将ではなかった。彼は強さが柔らかさに勝つことは知っていたが、柔らかさが強さを支配することは知らなかった」


霊人:

何か面白い話はないか?

応答:

面白い話が好きなのですか?

霊人:

君、君は面白い話が嫌いなのか?

応答:

どのような面白い話のことですか?

霊人:

面白い話とは、私を上へ引き上げてくれる話のことだ。

応答:

ああ、出世したいのですね。偉い人になれる方法を教えてほしいということでしょう? 上へ、上へと上がりたいから。

霊人:

まさにそれだ!

応答:

ああ、あなたは努力家なのですか?

霊人:

いや!

応答:

上へ上がるには、それだけ努力しなければならないでしょう? 少ない努力で高い地位へ上がる方法の方がよいのですか?

霊人:

それこそが面白い話というものだ。

応答:

しかし、いつまでも上へ上がり続けることはできないでしょう? 時が来れば、また下へ降りなければならないのに、その時には失望しないでしょうか?

霊人:

いや、失望しないだろう!

応答:

とりあえず上へ上がってみようということですか? いつ下へ降りても構わないと?

霊人:

いや、降りない!

応答:

降りないのですか? ずっと上にいるのですか? どうやって、いつまでも上にいるのですか?

霊人:

私が偉い人になるからだ!


応答:

そこで最後まで持ちこたえるということですか?

霊人:

うなずく。

応答:

しかし、あなたより才能のある人が、下からしだいに上がって来るでしょう。

霊人:

そうだろう!

応答:

優れた人々が次々と現れるでしょう。それを防ぐ方法はありませんから、自分の分身となるような人物を立てる方がよいのではありませんか?

霊人:

分身? 私の言うことをよく聞く人か?

応答:

あなたの後を継ぐ人のことです。自分一代ですべての夢を実現することはできないでしょう? その夢を受け継ぐ人のことです。

霊人:

私には子供がいない!

(秀吉は幼少期に患った「おたふく風邪」によって、無精子症になったと伝えられている。秀吉と側室との間に生まれた鶴松と秀頼の父親は秀吉ではなく、家臣の大野治長であるといううわさが、当時からささやかれていた。)

(しばらくして)

霊人:

おい、何かおいしいものをくれ! おいしいものをくれ!

応答:

そうですか。何か食べましょうか?

霊人:

おいしいものなのか?

応答:

さあ、おいしいものを食べましょう!

霊人:

私は腹が減っている!

応答:

食べるものがないのですか?

霊人:

腹は減っているのに、食べ物を持って来てくれない!

応答:

ああ、それで力がないのですね! おいしいものを持って来ましょう。
おいしい料理よ、出て来い!
繰り返し。

霊人:

わあ、おいしい!


(秀吉は晩年、最高位に上り、豪華な生活を享受したが、全国各地の高級食材や特産品よりも、空腹だった頃に食べた麦飯が最もおいしかったと、部下たちに語ることがあったという。)

応答:

食べ過ぎではありませんか?

霊人:

ああ、腹いっぱいだ!

応答:

よかったです! もう食べたくないのですか?

霊人:

うなずく。

応答:

もう力が出て来ましたか?

霊人:

おお! おお!

応答:

では、力が出て来たので、あちこち歩き回ってみましょうか? 歩いて行きましょう!

霊人:

嫌だ! 嫌だ!

応答:

じっとしている方がよいのですか?

霊人:

うん!

応答:

動くのが嫌なのですか? 体が重くて動けないのですか?

霊人:

うううう〜。ああ、重くて動けないのではなく、あちこちが痛くて動けないのだ。

応答:

何が原因で痛むのですか?

霊人:

痛いから痛いのだ!

(秀吉の死因については、性病、毒殺、大腸がんなどが挙げられているが、栄進様に尋ねた結果、がんで死亡したようだとのことだった。)

応答:

痛い所を治してあげましょう。
痛い所よ、治れ!

霊人:

君は医者なのか?

応答:

いいえ。どうして分かったのですか?

霊人:

腹もいっぱいになったし、医者なら、どこが痛いのかもよく分かるのではないか?

応答:

すべて治してあげましょう。治れ! 痛い所は全部治るでしょう。

霊人:

あれ? 本当に治ったようだ!

応答:

もともと健康な体質なので、すぐに治ったのです。これからは、したいことがあれば何でも思う存分してよいですよ。何をしたいですか?

霊人:

偉い人の所へ行きたい! 私はもっと上の地位へ上がりたい!

応答:

それなら、一番偉い人の所へ連れて行かなければなりませんね。

霊人:

うん、どこにいるのだ? どこへ行けばよい?

応答:

王様の所へ行くのはどうですか?

霊人:

王は嫌だ!

応答:

では、お金持ちの所へ行きましょうか?

霊人:

私を嫌うだろう。

応答:

どこへ行けば、あなたを受け入れてくれるでしょうか? 仏様のおられる所はどうですか?

霊人:

君は誰だ?

応答:

あなたの願いをかなえる人です。

霊人:

おお〜。

応答:

仏様のおられる所へ行きましょうか? 仏様なら、あなたを嫌われないでしょうから。

霊人:

私は、人のいる所へは行けない。

応答:

人の所へは行けないのですか?

霊人:

君は人が好きなのか?

応答:

もちろんです。あなたは人が嫌いなのですか?

霊人:

わあ〜、人にも良い人と悪い人がいるからな。君は間違いなく、良い人のようだ!

応答:

どこへ行きたいですか? 行きたい所へ連れて行きますから。

霊人:

訪ねて行きたい人は、誰もいない。

応答:

会いたい人が誰もいないのですか?

霊人:

うん〜。

応答:

では、美しい景色を見に行きましょうか?

霊人:

それがよいだろう。

応答:

美しい景色! 山でも、海でも、滝でも、花畑でも、見物に行きましょう!

霊人:

人のいない所がよい!

応答:

そのような所へ行きましょう!

霊人:

うん〜。

応答:

船に乗って走ってみましょうか? 心が解放されるでしょう。

霊人:

ああ、そうかもしれない! 君は良い人のようだ!

応答:

涼しい風に当たりながら、魚料理も一緒に楽しみましょうか?

霊人:

いや〜、君はしきりに突拍子もないことを言うのだな! 人のいない所で、何をすればよいのだ?

応答:

釣りをすればよいでしょう。魚を釣って、自分たちで料理して食べるのです。

霊人:

ああ、君はずいぶんのんびりしているな!

応答:

時には一生懸命働き、時にはのんびりするのもよいではありませんか?

霊人:

ああ、そうだろう。

応答:

まず、生きる意欲を取り戻さなければなりません。

霊人:

君、君が私と一緒に行くというのか?

応答:

そうです。私があなたの友だちにならなければ、一人では寂しいでしょう?

霊人:

うん、そうだろうか?

応答:

一緒に話をしながら、いろいろなことをしてみましょう!

霊人:

ああ、いろいろやってみなければな!

応答:

そうすれば、しだいに意欲が湧いてくるでしょう。

霊人:

そうだろうか?

応答:

もちろんです。あなたはもともと、非常に優れた才能を持っていたのに、それが現れていません。これから本当の自分の姿を現さなければなりません。


霊人:

苦しそうな声で、
君は、私をどこへ連れて行くつもりなのだ?

応答:

美しい景色を見に行くのです。私に任せて、ついて来てください!

霊人:

私は嫌なのだが!

応答:

私と一緒に行けば大丈夫です。心配はいりません。

霊人:

ああ、君は……。

応答:

私に任せてください。さあ、ついて来てください! 何も心配せずに!

霊人:

霊界へ去る。

(おわり)

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