【霊界解放シリーズ74】 集団いじめにあった社会不適応の青少年 「生きていきたくなかった! お願いです! 僕のことを忘れないでください!」(2021.04.13)

2021年04月13日

【霊界解放シリーズ74】

集団いじめにあった社会不適応の青少年

「生きていきたくなかった! お願いです! 僕のことを忘れないでください!」


人が嫌いだ!

霊人:うううううううううううううううううう〜。
(しばらく続く。)
うるさい! うるさい! うるさくするな! 何も言うな! うるさい! 何も言うな!
お前なんか、いない方がいい! うるさくするな! 今さら何を言うんだ? 僕を捨てたくせに! 何も言うな!
お前なんか、いなくてもいい! 僕を捨てたくせに! 何も言うな!

怖い、怖い、怖い、怖い!
うるさくするな! やめて! やめて!

応答:誰がそんなにうるさくしているの? 私が静かにしなさいと言ってあげるよ。

霊人:あなたは何をしに来たのですか?

応答:君がうるさいと言うから、私が静かにしなさいと言ったんだ。周りで君を苦しめているじゃないか。

霊人:そうです。

応答:「静かにしなさい」と一言言えば、静かになるんだ。君を守るために来たんだよ。

霊人:僕を守ってくれるんですか?

応答:そうだよ。皆が君を苦しめているじゃないか。

霊人:いつも僕をいじめます。

応答:かわいそうだから、守るために来たんだ。とても苦しかったでしょう?

霊人:あまりにもうるさくするんです! ところで、あいつらは皆どこへ行ったんですか?

応答:うるさい奴らは皆追い払ったよ!

霊人:追い払ったんですか? ああ、とてもうるさかったです!

応答:君のために追い払ったんだ。

霊人:また来ませんか?

応答:そうだよ。もう来ない。

霊人:これからは静かにいられますか?

応答:二度と来るなと私が警告したからね。

霊人:ああ、よかった。僕をとても苦しめたんです。

応答:そうだったんだね。なぜ苦しめたの?

霊人:僕を苦しめた奴らですか? よく分かりません。もう来ませんよね?

応答:もう来ないよ。静かになったでしょう?

霊人:誰もいませんか?

応答:ここには私しかいないよ。私が友だちになってあげる。

霊人:ここから出てもいいですか? もうここは嫌です!

応答:一人でいるのは嫌? 良い人と一緒にいたい?

霊人:人は嫌いです!

応答:出て来て、一人でいたい?

霊人:うん。


アニメーションが好きだ!

応答:何をしていたの?

霊人:僕は学生です。

応答:勉強は一生懸命した?

霊人:いいえ、あまりしませんでした。勉強はよくできません。

応答:何が好きなの?

霊人:絵を描くこと!

応答:それなら、自然のような静かな所がいいんじゃない?

霊人:自然もいいですが……。

応答:どんな絵を描いていたの?

霊人:アニメーション!

応答:わあ、すごい! 最近とても流行っているものじゃないか。

霊人:はい、そうです。僕が一番好きなのはアニメーションです。

応答:わあ〜、すごい才能だね! 才能があるんだね!

霊人:そうだと思います。

応答:天才だと言われたことはなかった?

霊人:そこまでではありません。僕を見て、馬鹿だとしか言いません。

応答:趣味でやっていたの?

霊人:はい。

応答:今まで描いた漫画などは持っている?

霊人:うん、あります。でもなくなりました。もうここにいなくてもいいですか?

応答:うん、大丈夫。もう出て来てもいいよ。別の所へ行こう!

霊人:はい。どこへ行けばいいですか?

応答:一人で静かにアニメーションを描ける所へ行こうか?

霊人:そこは暗くないですか?

応答:そこは明るい所だよ。

霊人:おお〜、誰もいませんか?

応答:静かな所だよ。

霊人:それなら、いいです。

応答:うるさく騒ぐ人は誰もいない。

霊人:そこがよさそうですね。

応答:そこへ連れて行ってあげる。

霊人:はい、いいです。

応答:君を邪魔する人は誰もいないはずだよ。そういう所へ行きたかったでしょう?

霊人:はい、そういう所へ行きたかったです。でも誰も僕のことを考えてくれないので、いつも一人でした。

応答:本当に寂しかったでしょう。私が良い友だちを連れて来ようか? 君が描いたアニメーションを見たい人たちがいるから。

霊人:僕以外にも好きな人がいるんですか?

応答:友だちがいるよ。

霊人:僕の絵をほめてくれるでしょうか?

応答:皆、漫画を見たがっているから、アニメーションのファンクラブを作るといいね。

霊人:そこまでは上手に描けません。

応答:私も描いたことがないから、習いたいんだ。

霊人:え? 描けないんですか? ただ描けばいいのに。

応答:でも生まれ持った才能がなければ、簡単ではないよ。

霊人:そうですか? では、僕には才能があるのかな?

応答:誰にでもできることではないよ。

霊人:知りませんでした。僕は誰でもできるものだと思っていました。

応答:手先が器用なんだよ。細やかに見ることができなければならない。アニメーションは、まさに線で物を表現するものじゃないか? それはすごいことだよ。

霊人:そうですか? 一緒に絵を描く人はいるでしょうか?

応答:アニメーションが好きな友だちがいる所へ行こうか? 気持ちが通じ合うだろうから。


生きていきたくなかった!

霊人:そうでしょうか? 僕のことを変な奴だと思わないでしょうか?

応答:いいや、どうして変な奴だと思うの?

霊人:皆がそう思うからです。

応答:なぜ?

霊人:そういうことをたくさん言われました。お前は変な奴だ、と。

応答:理由は言わなかったの?

霊人:そこまでは言いませんでした。

応答:ただ無条件に変な奴だというの?

霊人:はい、そうでした。

応答:その人たちの方が、むしろ変なのではないかな?

霊人:でも、そういう人たちがたくさんいます。

応答:私は理解できないな。それはそうとして、体は大丈夫?

霊人:はい、悪い所があるわけではありません。つらいから動けないだけです。

応答:どこがつらいの?

霊人:体が全部つらいです。

応答:体が動かないの? 生まれた時から動かなかったの?

霊人:動くことはできます。

応答:それなのに、なぜこうなったの?

霊人:動きたくないと思ったら、動けなくなってしまいました。もう何も必要ないし、生きていたくもないと思ったら、こうなってしまいました。


馬鹿に生まれたかったわけではない!

応答:いつからそうなったの?

霊人:高校に入ってから、自分がどこへ行けばよいのか、とても悩みました。

応答:ああ、進学問題で悩んだんだね!

霊人:はい。高校はけっこう難しいじゃないですか。

応答:そうだね。思春期だから、感情的に敏感な時期だね。

霊人:自分がどうすればよいのか、見当がつきませんでした。だから家族も僕を苦しめました。
「お前はなぜそんなふうなのか」と責めました。誰も僕を理解してくれませんでした。
実は僕にもよく分かりません。なぜ僕が何もできないのか、なぜ僕は頭が悪いのか、僕にも分かりません。

応答:君にはアニメーションが合っているじゃないか。

霊人:でも勉強はしなければならないじゃないですか。僕も勉強は必要だと思います。
でも分からないことが多くて、面白くありません。それで嫌になりました。皆が僕を馬鹿扱いし、僕は何もしたくありませんでした。学校にも行きたくなかったし、もうこれ以上生きていたくもありませんでした。

応答:それで部屋に閉じこもって、ひとりぼっちになったんだね?

霊人:そうです。でも家にはいられないじゃないですか?

応答:それでどこへ出て行ったの?

霊人:僕には行く所もありませんでした。どこへ行けばよいのか、何も考えが浮かびませんでした。

応答:それでどこへ行ったの?

霊人:僕が生まれた所がどこなのか探していました。この家はきっと僕の家ではないと思います。僕の母も本当の母ではないかもしれません。

応答:ああ、そうなの? だから冷たくしたのかもしれないね。

霊人:「馬鹿! 馬鹿」と言ったから。僕も馬鹿に生まれたかったわけではありません。
(泣きそうになりながら、)
僕だって、友だちと一緒に遊びたかったんだ。でも、僕一人では遊べないじゃないですか。


お願いです! 僕のことを忘れないでください!

応答:今から新しく良い友だちができるから大丈夫だよ。うるさく苦しめることもない。アニメーションを一緒に楽しむんだ。

霊人:アニメーションを描いて、お互いに誰がもっと上手に描けたか比べる、そんな友だちならいいです。そういう友だちはいませんでした。

応答:君は本当に優しい子だね。変な奴ではないように思うよ。

霊人:なぜ変な奴になってしまったのでしょうか?

応答:自分たちと違うからだよ。自分たちと比べるからだ。

霊人:そうですか?

応答:自分と違うから、そう言うんだよ。自分の物差しだけで見るからそうなるんだ。

霊人:皆、個性が違うじゃないですか!

応答:そうだよ。それぞれ性格も違い、個性も違い、生まれ持った才能も違う。

霊人:でも僕は特別に違っているようです。

応答:アニメーションは誰でもできるものではないからだよ。

霊人:そうです。

応答:それは才能だよ。才能があるんだ。

霊人:でも僕は勉強ができません。面白くありません。

応答:でも今の時代は、アニメーションの才能を持っている人たちが歓迎される時代だよ。

霊人:僕もそこまで上手にできたらいいな。僕もアニメーション作家になりたいです。とてもきれいな絵がたくさんあります。

応答:そうだね。素晴らしいよね。感嘆するほどだよ。気分がよくなる。

霊人:本当にきれいな絵がたくさんあります。

応答:どうやってあんな絵を描いたのだろうと驚くほど感動的だよ。

霊人:僕の友だちを探してくれますか?

応答:そこへ連れて行ってあげる。

霊人:一人でいるのは嫌です。

応答:ここから出してあげる。かわいそうに。君を理解してくれる人が誰もいなかったんだね。だからひとりぼっちだった。友だちがたくさんいる所へ行って、一緒に活動しよう。楽しく話もして、腕も競うんだ。

霊人:僕、行ってきます!

応答:うん、行ってらっしゃい!

霊人:ありがとうございます。僕は、もう一人ではありません。

応答:そうだね、よかったね!

霊人:ありがとう! 友だちができそうです。ありがとう!

応答:おめでとう! 皆を楽しませてあげなければならないよ! 君が描いたアニメーションも私に見せてね。

霊人:また来ます!

応答:その日を待っているよ!

霊人:お願いです! 僕のことを忘れないでください! 無礼に振る舞ってごめんなさい。

応答:いや、全然嫌ではなかったよ。本当に楽しかった。アニメーションの友だちができてうれしい。
「私にもアニメーションの友だちがいる」と、人々に自慢しなければ!

霊人:(霊界へ去る。)

(おわり)

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