【霊界解放シリーズ339】中城城跡「人々の思いを一つにまとめる人が王である!」(2023.04.12)

2023年04月12日
【霊界解放シリーズ339】
中城城跡
「人々の思いを一つにまとめる人が王である!」
中城城跡
12〜16世紀、琉球王国、沖縄では、按司と呼ばれる群雄たちが各地域を治めていました。
彼らはより大きな領土を占めるために戦争を行いましたが、その時期に「グスク、城」と呼ばれる居住兼防御施設が多く築かれました。
沖縄には約300ものグスクがあったと伝えられていますが、第二次世界大戦時の爆撃や、その後の開発によって、ほとんどが失われました。
ところが「中城城跡」だけは被害がほとんどなく、多くの遺跡が残っているため、2000年に世界文化遺産に登録されました。
1853年、日本の開国を促したアメリカのペリー提督一行は、日本本土へ向かう途中、沖縄にしばらく立ち寄ったことがありました。
その時、中城城の精巧さを見て感嘆したあまり、同行していた画家に絵と測量図面を描かせたといいます。
彼が監修した『日本遠征記』には、
「要塞の資材は石灰岩であり、石造建築物は称賛に値する構造物であった。石膏もセメントも何も使われていなかったが、建物の耐久性に影響を及ぼすほどではないと思われた……」
と書かれています。
中城城主として有名な人物に、「護佐丸」という人物がいます。
伝承によれば、貿易を通して勢力を拡大してきた勝連城主・阿麻和利が、首都・首里と勝連城の中間地点にある中城の城主・護佐丸を排除しようとして、護佐丸が謀反を企てていると王に讒言し、王はその報告を信じて、阿麻和利に護佐丸を討伐せよと命じたといいます。
護佐丸は、王の旗を掲げて攻め込んで来る阿麻和利軍を見ながら、それが奸計であることを明らかに知っていながらも、王に対する忠誠心から、
「王の軍隊に対抗することはできない」
として、まだ乳飲み子であった三男を乳母に預けて避難させ、妻子と共に自決します。
その後、阿麻和利もまた讒言が発覚し、王の軍隊によって滅ぼされたと伝えられています。
「忠臣・護佐丸、逆賊・阿麻和利」という構図は、あくまでも王室の見解にすぎず、阿麻和利こそ農民たちの英雄であったという説もあり、琉球王国、沖縄最大のミステリー事件として知られています。
神様が降臨するという神聖な場所「御嶽」。
グスク、城の中には、必ず「御嶽」が設けられていました。
栄進様との対話
(3月24日、沖縄)
栄進様:
その人たちは、何のために戦ったと思う?
応答:
自分たちを守ろうとしたのでしょう。
自分たちの文化と伝統を守りたかったのではないでしょうか?
栄進様:
人々は5万になると、人口5万ほどの集落を形成すると、自分たちの国を持ちたがるのだ。
応答:
自分の思いどおりにやってみたくて、そうするのでしょうか?
栄進様:
うなずく。
自分たちの国を持ちたがるのだ。
人々と共に国を作りたくなるのだ。
応答:
ああ、そうですか?
栄進様:
その中で、自分たちが創案したもの、それを作って一つの文化を形成するのだ。
文化が形成される過程で、さまざまなものが作られるのだ。
応答:
そうでしょう。
栄進様:
多様な考え方が現れるのだ。
そして、治める人も現れるだろう。
人々の思いを一つにまとめる人、衆知を集める人、それを王と呼ぶのだ。
応答:
ああ、そうですか?
栄進様:
一つにまとめる役割が王だという事実を言いたいのだ。
君は、権力を握りたいから王になると思うだろう?
応答:
そのとおりです。
栄進様:
そうではないのだ。
自分たちを守るために、王が存在するということなのだ。
応答:
そうなのですか?
栄進様:
自分のものにしたいから王になるという言葉とは、まったく違うのだ。
そうではないか?
応答:
そのとおりです。
栄進様:
それは違うのだ。
守るために、王がいるのだ。
そして守るために戦うのだ。
人に奪われないよう、守るために戦うのだ。
応答:
そうでしょう。
栄進様:
奪うためではない。
守るためなのだ。
どれほど強くても、国民と共に歩んでいかなければ滅びるものだ。
応答:
そうでしょう。
栄進様:
そうだと思わないか?
応答:
そのとおりです。
栄進様:
だから、権力で国を治めるというのは、とんでもない話なのだ。
そう思わないか?
応答:
そうです。
栄進様:
王という者が、大きな器を持って包み込む、そのような国を作ってこそ、国民が王に従うものなのだ。
応答:
そのとおりです。
(おわり)




