【霊界解放シリーズ59】 失恋 「あの世へ行ってまいります/私のお墓の前で泣いてくれた」(2021.03.29)

2021年03月29日

【霊界解放シリーズ59】

失恋

「あの世へ行ってまいります/私のお墓の前で泣いてくれた」

 


あの世へ行ってまいります!

明日来ると言ったのに!

霊人:(泣き声で、)
苦しい〜。生きるのが苦しい〜。生きていくのが苦しい〜。

応答:私が苦痛をなくしてあげます。

霊人:生きるのが苦しいのに、それは不可能です。

応答:あなたは、まだあの世へ行っていないのですか?

霊人:(怒って、)
私は、まだ生きています!
あの人、どこへ行ったのだろう? もしかして別の女に会っているのか? それで私のところへ、もう来ないのか? 私は捨てられたのか? あの人には、私以外に別の女がいたのか?

応答:そうかもしれませんね。

霊人:だから、明日来ると言っておいて来ないのか? あの人は都会に住んでいるから、私のような者のところへは来ないのか? いったいどうすれば戻って来るのだろう?
戻って来てください……。私はここにいます……。
(すすり泣きながら、)
戻って来てください……。戻って来てください……。

応答:戻って来てください……。

霊人:私は、ここでずっと待っています。良い人だから、私を捨てないはずです。優しい人だから、必ず戻って来るはずです。あの人は絶対に戻って来ます。

応答:私と一緒に会いに行きましょう。

霊人:いいえ、戻って来ると言ったのですから、私はここにいます。

応答:もし別の女性がいたら、どうしますか?

霊人:怒って、
いいえ、そんなひどいことを言うなんて! そんなはずはありません! 絶対に私を捨てません! あの人は裏切りません。ひどいです!
(すすり泣く。)

応答:ずっと待っても戻って来ないので、心が苦しかったのですね。


捕まったのか? 死んだのか?

霊人:泣きそうになりながら、
二度とそんなことを言わないでください! ここで待つのですから! あの人は、戦争に行って来ると言ったのです。

応答:もしかして、戦争で死んだのではありませんか?

霊人:戦争に行くとだけ言ったので、私はよく分かりません。

応答:もしかして捕まったのではありませんか? 死んだのかな? そうでなければ戻って来るはずですから。

霊人:本当にひどいです。こんなに待っているのに、またそんな乱暴なことを言うのですか?

応答:戦争というものは、それほど冷酷なのです。甘いものではありません。

霊人:なぜ、あの人が死ななければならないのですか?

応答:戦争をすれば、あちらも死に、こちらも死ぬのです。生きて帰って来ることの方が奇跡なのです。

霊人:あの人は死んだのですか? この世にはいないのですか? もう行ってしまったのですか?

応答:そうかもしれません。こうして戻って来ないのですから。

霊人:これまで、こんなに待っていたのに……。あの人に会うには、どこへ行けばよいのですか?


あの世へ連れて行ってあげます!

応答:あの世へ行けば、会えるでしょう。

霊人:あの人のところへ行きたいです。あの世ですか?

応答:仏様のおられるあの世へ行けば、会えるかもしれません。

霊人:あの世? あの世はどこにあるのですか?

応答:あの人が死んだなら、あの世へ行くしかないでしょう?

霊人:あの世はどこなのですか?

応答:私が連れて行ってあげます。

霊人:(驚いて、)
あの世へ行くのですか?

応答:行けます。私はそこを行ったり来たりする人ですから。

霊人:(驚いて、)
何ですって? 本当に? 本当に? 本当に? 本当に?

応答:私は、あの世を行ったり来たりする人です。

霊人:本当ですか? あの世を行ったり来たりするのですか? 行けるのですか? 本当に? あの世へ行けるのですか? 嘘みたいです……!

応答:それが私の仕事ですから。

霊人:あの人は、あの世へ行けば、そこにいるのですか?

応答:そうです。そこで会えるでしょう。

霊人:あの人は、仏様のところへ行ってしまったのですか?

応答:そうです。だから連絡がないのです。

霊人:仏様になってしまったのですか?

応答:あの人は仏様のところへ行って幸せです。もともと良い人ですから。優しい人ですから、仏様のそばへ行きました。

霊人:あの人は、もう戻って来ないのですか?

応答:戻って来ないでしょう。

霊人:もう死んでしまったのですか?

応答:戻って来たいでしょうが、仕方がありません。国のために命を捧げて戦ったのですから、後悔はないでしょう。

霊人:国のために……。

応答:国のために、家族を守るために、そしてあなたを守るために戦ったのではありませんか?

霊人:もう一度会うことはできませんか?

応答:あの世へ行けば会えるでしょう。

霊人:あの人は、永遠に戻って来ないのですか? あの人は一生懸命戦いました……。

応答:勇敢な男でした。国のために命を捧げたのです。良い人だから、仏様のそばへ行ったのです。

霊人:そうです。あの人は良い人です。


あの世へ行ってまいります!

応答:あの世で生きています。死んだのではありません。

霊人:あの人のところへ行きます!

応答:あなたを待っています。

霊人:あの人が私を待っているのですか?

応答:あの世で待っています。

霊人:あの人が私を待っているということですね?

応答:はい、その通りです。

霊人:本当ですか? 待っているということですね?

応答:そうです! そうです! そうです!

霊人:それなら、急いで行かなければ! あの人が私を待っているのですね?
私、行ってまいります!

応答:あの人が、
「あなたをとても苦しめてしまって申し訳ありません。ごめんなさい。ごめんなさい」
と、あなたに伝えてほしいと言っていました。

霊人:私、行ってまいります!
(霊界へ去る。)


私のお墓の前で泣いてくれた!

もう二度と君に会えない!

霊人:あの人のところへ行かせてください! あの人のところへ連れて行ってください!

応答:あの人のところへ連れて行ってあげます。

霊人:どうやって連れて行ってくれるのですか?

応答:私と一緒に行けばよいのです。どこで別れたのですか?

霊人:あの人は、私のお墓の前で泣きながら言いました。
「もう二度と君に会えない」と。

応答:その人は誰だったのですか?

霊人:夫です! あの人が私のところへ来てくれると言いました。だから、ここで待っているのです。

応答:いつ頃の話ですか?

霊人:いつ? 昔のことのようでもあり、昨日のことのようでもあります……。ここでかなり長い間待っていたので、私はおばあさんです。今はすっかりおばあさんになりました。

応答:その時は何歳くらいでしたか?

霊人:二十歳くらい? あの人は、私に会いに来ると言いました。

応答:だから、あなたに会うためにあの世へ行ったのです。ですから、この世では会えないのです。

霊人:お会いしたいのに……。

応答:私と一緒にあの世へ行けばよいのです。

霊人:(驚いて、)
え? ここでは会えないのですか?

応答:あちらでずっと待っています。

霊人:私を待っているのですか?

応答:あちらで待っています。

霊人:まあ! 私はそれを知らずに、ここでずっと待っていたのですね……。

応答:あの世で会わなければなりません。

霊人:まあ! あの広い所で……。探しに行かなければなりませんね!


おじいさんになっても、あの人は素敵です!

応答:時間ばかり無駄にしてしまいましたね。若い時に会えたらよかったのに。

霊人:本当にそうです。

応答:もう年を取ってしまって、どうしましょう?

霊人:まあ! おばあさんになっても、私はもうこれ以上は年を取りません。おじいさんになったあの人に会いたいです。

応答:おじいさんの方がよいのですか?

霊人:あの人が好きです。おじいさんになっても、あの人は素敵です。おじいさんになったあの人に早く会ってみたいです。長い間ここにいたのに、会えなかったのですね。

応答:ご主人もあなたを待ち続け、待ち続けて、おじいさんになりました。

霊人:まあ!

応答:けれども心は今も青春ですから、胸がどきどきしているでしょう。

霊人:私のことを覚えていてくれたのですね。

応答:胸をときめかせながら、この日が来ることだけを待っていたそうです。

霊人:ああ、そうだったのですね。では、早く行きましょう!

応答:この日が来ることだけを、首を長くして待っていたそうです。

霊人:早く、早く、早く行きましょう! ありがとうございます!

応答:おめでとうございます! 初恋がまだ燃えていますね。二十歳の熱い愛が、今もなお燃えています。赤い太陽のように燃えていますね。

霊人:(霊界へ去る。)

(おわり)

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