【霊界解放シリーズ57】 マフィアの頭 「死んだらすべて終わりではないのか? 一番上だった俺が、一番底にいるというのか?」(2021.03.27)


2021年03月27日

【霊界解放シリーズ57】

マフィアの頭

「死んだらすべて終わりではないのか? 一番上だった俺が、一番底にいるというのか?」


人のために生きることができなかった!

霊人:私を引き出してくださる方! そうしてくださるなら、生きられるような気がします。

応答:引き出してあげます。

霊人:そうしてくだされば、どこへでも行けるような気がします。引き出してくださるとは、本当にありがたい。

応答:さあ、引き出してあげます。

霊人:ああ! 抜け出してみると、苦痛がすべて消えました。本当にありがとうございます! そこにおられる方! 私はいつまでここにいなければならないのですか?

応答:もう出ても大丈夫です。

霊人:出てもよいということですか? 動いてもよいのですか?

応答:動けるようにしてあげます。

霊人:ああ、これでやっと助かる。ここは地獄のような所でした。

応答:どんな所だったのですか?

霊人:苦しく、また苦しい所です。誰かが何かを言っているわけでもないのに、しきりに私を非難しているような気がして、とてもつらかったのです。なぜ私がここにいるのか、私にもよく分かりません。

応答:何をしたのですか?

霊人:人のために生きることができなかったようです。

応答:何をしたのですか?

霊人:人を殺すこと以外には、何もしていません。

応答:なぜ人を殺したのですか?

霊人:人は人を裏切るものです。だから裏切られる前に消してしまうべきではありませんか?

応答:何人くらい殺したのですか?

霊人:数えきれないほど多く殺しました。

応答:あなたは最後まで生き残ったのですか?

霊人:人を殺すことばかりしていたので、生き残りました。

応答:それなのに、なぜ死んだのですか?

霊人:銃で撃たれて死にました。

応答:結局、裏切られたのですね。

霊人:いいえ、私の罪があまりにも重かったので、殺されたのだと思います。

応答:ああ、敵が多かったのですね。

霊人:もう人を殺すことはやめたいです。たとえ裏切られたとしても、そんなことはどうでもよいです。人を非難することは、まさに苦しめることと同じです。非難を受けることが、これほど苦しいとは思いもしませんでした。

応答:今は相手の心を理解できるようになったのですね。

霊人:本当に苦しかったです。

応答:相手の心を思いやれる人になったのですね。

霊人:そうかもしれません。


思いやる心とは?

応答:人を思いやる心が生まれたのですから、これから良いことができそうですね。

霊人:思いやる心とは……?

応答:これからは、思いやる心を持って生きるでしょう?

霊人:そのような心は、どこで受け取るのですか?

応答:それは誰かから受け取るものではありません。自分がこれほど苦しんだのだから、これからは人を害することはしない。つまり、「相手の立場で考えてみること」を、思いやる心というのです。

霊人:かなり難しい話ですね……。「相手の立場で考える」。そんなことは考えたこともありません。

応答:あなた自身が、それほど苦しい立場を経験したではありませんか。

霊人:あくまでも他人は他人、自分は自分です。だから他人の立場など分かりません。他人の立場というものは考えたこともありません。そんなことまで私が考えなければならないのですか?

応答:そうです。自分のこの行いが、相手に害を与えるのではないかと、一度考えてみることが思いやる心です。

霊人:ああ、そうですか?

応答:一度くらい、相手の立場も考えてみるのです。

霊人:自分のことを先に考えることが多かったようです……。

応答:それを少し変えればよいのです。

霊人:変えられるでしょうか?

応答:それに気づくために、これまで苦痛の時間があったのだと思います。

霊人:非難を受けることが、どれほど苦しいことなのかは、よく分かりました。

応答:まさにそれです。非難を受けるということは、傷つくということですから。


「お前のせいだ」と非難した!

霊人:私は人を非難してしまいました。いつも「お前のせいだ」と責め立てていましたから。

応答:高い授業料を払ったようなものですね。

霊人:「俺がこんな苦労をしているのは、すべてお前のせいだ」と叱責していました。私は、自分がそれほど悪いことをしているとは思っていませんでした。他人は他人、自分は自分ですから、自分がどう生き残るかが最も大事なことなので、「必要のない人間は殺さなければならない」と思っていました。

応答:そうだったのですね。

霊人:必要のない人間が世の中に多いので、「世の中を変えるには、必要のない人間を殺すのが一番良い方法だ」と思っていました。私の考えは間違っていたのですか?

応答:そうです。

霊人:人を殺してはいけないということですか?

応答:相手のために、自分が役に立とうという考えはなかったのですね。

霊人:そのような考えはしてみたことがありません……。

応答:自分に役立つ人だけ残しておこうと考えたのですね。

霊人:私の考えは間違っていましたか?

応答:その反対に考えればよかったのです。

霊人:何を言っているのですか? それはあり得ないことです……。

応答:自分が相手のために役立とうと考えれば、皆が「ようこそ」と歓迎するでしょうに。

霊人:なぜ私が人を助ける人間にならなければならないのですか? 私のために苦労するのが当然でしょう。それが当然ではありませんか?

応答:だから恨みを買ったのです。

霊人:ああ、そうですか?

応答:結果的に、そうなったのです。


必要のない人は殺してもよいのか?

霊人:私は高い人間です。だから必要のない人間は殺してもよいではありませんか?

応答:そう考えていたのですね。しかし、もっと高くなろうとするなら、皆から歓迎される人にならなければなりません。

霊人:私は高い人間でした。そういう人間だったのです。

応答:その結果、今は高い、つまり「苦」しみを受けているのですね。

霊人:なぜ私が非難される立場になったのか、その間ずっと考えていました。

応答:恨みを買ったからです。

霊人:ああ、そうだったのか……。

応答:自分の考え、自分の行動が、結局このような結果を招いたのです。

霊人:ああ、そうだったのか……。

応答:実験してみた結果、こうなったのです。そうでしょう? 自分の思い通り、信念通りにやってみた結果、こうなったのです。

霊人:そうですね……。


役に立つ人――相手をほめること

応答:だから、それを少し変えてみようということです。人のために役立つ自分になれば、多くの人から歓迎されます。

霊人:「役に立つ」とは、何をするということですか?

応答:相手が喜ぶことをすればよいのです。

霊人:(驚いて、)
何ですって? 何をするのですか?

応答:相手を喜ばせることです。

霊人:(驚いて、)何ですって?

応答:そうすれば皆が歓迎します。「先生! ようこそお越しくださいました」と。

霊人:どうすれば喜ぶのですか? 私は高い人間なのだから、私の言うことを聞くことを喜ぶべきではありませんか?

応答:はははははは〜。

霊人:それが喜びではないのですか?

応答:あなたが高い人であるからこそ、人々に「君は立派だ」と一言言えば、人々は「立派な先生からほめられた」と喜ぶでしょう。

霊人:そうでしょうか?

応答:人々を簡単に自分の人にできるのに、殺してしまったのですね。

霊人:そんな方法があったのですか?

応答:簡単でしょう? 立派な先生からほめられれば、気分がよいものです。

霊人:そうですか? 私が先生ということですか?

応答:人々はあなたからほめられれば喜ぶでしょう。反対に非難されれば嫌がるでしょう。

霊人:そうですか?

応答:ほめてあげれば、「高い方からほめられた」と喜ぶでしょう。

霊人:性根の悪い奴らはどう処理するのですか? 悪いやつらは殺してしまわなければならないではありませんか?

応答:その人たちにも良い点があるのです。その人の良い点、最も得意なところがあるのです。

霊人:何ですって? そんなものがあるというのですか?

応答:もちろんあります。人は一つくらいは持っています。それを見つけることが、高い人の眼目です。高い人とは、それをよく見つける人です。


高い人は、心から従わせる!

霊人:高いというなら、私こそ高い人間だと思いますが……。

応答:あなたは高い人ですから、それを見つけることができるでしょう。そうすれば、一言で皆が自分の人になるでしょう。

霊人:本当にそうなるでしょうか?

応答:殺す必要もありません。

霊人:言葉でやるより、殺す方が早いのではありませんか?

応答:それでは部下たちが逃げます。

霊人:だから子分になるのです。自分たちが死にたくなければ、私の子分になるしかないではありませんか?

応答:表面上は頭を下げますが、心の中では皆あなたを非難しているのです。

霊人:そうだったのか……。

応答:その非難する心が、今、重くのしかかっているのです。

霊人:だから皆が私を非難しているということですか?

応答:そうです。心の中で非難しているのです。

霊人:苦しいことですね。

応答:殺されるのが怖くて、仕方なく頭を下げていただけです。

霊人:そのような心を変えることができるというのですか?

応答:心から自分に従うようにしなければなりません。心からです!

霊人:あなたは人の心を変えることができますか?

応答:できます。

霊人:できるのですか?

応答:はい。私が教えてあげます。本来良い人ですから、「変えることができます!」

霊人:苦しい! 苦しい! 心を変えるというのは、考えることもできない話です! ああ、苦しい! 苦しい!

応答:今から私が教えてあげます。あなたを恨んでいる人々の前で、私がどのようにほめるのか見せてあげましょう。

霊人:ああ、それはありがたいことです!

応答:そうすれば、心から頭を下げるでしょう。

霊人:そのようにして変えられるということですか?

応答:すべて変えられます。

霊人:そんなに簡単に変わるでしょうか?

応答:変わります。一度やってみればよいのです。

霊人:私の苦しみも消えるということですね?

応答:一人ずつ心が変われば、だんだん軽くなるでしょう。

霊人:ああ、そうですか? ものすごい事実ですね! ものすごく苦しいことでもありそうです!

応答:皆を集めて、一度にやればよいのです。

霊人:とても苦しいでしょう?

応答:まったく苦しくありません!

霊人:変わらなければならないなら、必ず変わらなければなりませんが、そのような苦しいことが可能でしょうか?

応答:一瞬で変わります。不思議に変わります。

霊人:あなたは変化させたことがありますか?

応答:たくさん変化させました。

霊人:わあ〜、それならすごい人ですね!

応答:あなたよりもっと苦しんでいる人も変わりました。

霊人:私の苦しい心を変えられるということですね?

応答:変わります!

霊人:それならありがたいことです。

応答:だからあなたも救われることができるのです。もし救われることができないなら、あなたは存在しないでしょう。

霊人:ああ、そうかもしれません!

応答:だから私がここまで訪ねて来たのです。

霊人:あなたがわざわざ訪ねて来たのですか?

応答:そうです。可能性があるからです。

霊人:なぜ私を訪ねて来たのですか? 私を知っていて来たのですか?

応答:本来、あなたは良い人だからです。

霊人:おお〜、そうだとは思いますが!

応答:本来、良い人だからです。

霊人:その言葉は合っています。私は確かに良い人です。だから高いのです。だから高い地位にいるのではありませんか?


終わり良ければすべて良し!

応答:死なずに高くならなければなりません! 死んでしまっては、何の意味がありますか?

霊人:ああ、そうですか?

応答:それは不名誉なことです。

霊人:殺す方が早いと思っていました……。

応答:終わりが良くなければなりません。「終わり良ければすべて良し」です。

霊人:それはどういう意味ですか?

応答:「終わりが良ければすべて良し!」。つまり、終わりが良ければすべて良く、反対に終わりが良くなければ良くないという意味です。

霊人:何のことか分かりません!

応答:自分が死んだ時、どれほど多くの人々が来て、「お世話になりました。ありがとうございます」と挨拶するかということです。死ぬ時が終わりです。


死んでも終わりではない!

霊人:死ねばすべて終わりではないのですか? 死ねば終わりです。だから、ほかのことはどうでもよいのではありませんか? そんなことまで気にする必要はありません。

応答:けれども、あなたは死んでも苦しんでいるでしょう?

霊人:そうですね。

応答:では、終わりではありませんね。

霊人:そうだ、終わっていない……。まだ終わっていない……。

応答:その通りです。

霊人:まだ私の人生が残っている……。

応答:残っているのに、それを知らなかったのでしょう?

霊人:こんな人生はうんざりなのに、終わらない……。

応答:それを知らなかったのでしょう?

霊人:終わりというものが来ない……。

応答:そうです。来ないでしょう。ようやく気づいたようですね。

霊人:どうすればよいのでしょうか?

応答:ようやく悟ったようですね。

霊人:どうすれば終わりますか?

応答:次の人生があることを知らなかったので、そこまで計算できなかったのでしょう?

霊人:こうなるとは夢にも思いませんでした……。


最初のボタンを掛け直す!

応答:そうでしょう? 今から「やり直す」のです。

霊人:何ですって? 「やり直す」のですか?

応答:そうです。

霊人:「やり直す」というのですか?

応答:最初のボタンを掛け違えました。だから最初から掛け直すのです。

霊人:それはどういう意味ですか? 難しいことは言わないでください。何のことか分かりません。

応答:今から一つずつ教えてあげます。

霊人:ああ、そうですか。

応答:もともと頭の良い人ですから、早く学ぶでしょう。そしてすぐ高くなるでしょう。もともと心も強く、運も強い人ですから。

霊人:それはそうです。

応答:あなたが学び始めれば、一番早く上へ上がるでしょう。今は一番底にいますが。


間違って生きた!

霊人:私が下にいるというのですか?

応答:そうです。下にいます。

霊人:私が下にいるというのですね?

応答:そうです。

霊人:なぜ私が下にいるのですか?

応答:間違って生きたために、下へ落ちたのです。

霊人:ここが底なのですか?

応答:苦しいでしょう?

霊人:苦しいです。

応答:だから底なのです。

霊人:私がこんな底にいるとは……。

応答:そうです。

霊人:あの上の方にいるのではないのですか?

応答:違います。一番底に落ちたのです。

霊人:私は高い人間だったのです。

応答:そうでした。

霊人:それなのに上にいるのではないのですか?

応答:その通りです。

霊人:まったく理解できません……。

応答:不思議でしょう?

霊人:あまりにも不思議ではありませんか!!!

応答:上にいるなら、あなたを訪ねて来る人が多いはずです。

霊人:それはそうでしょう。

応答:ところが、誰が訪ねて来ましたか?

霊人:いや、誰も来ませんでした。

応答:だから下にいるのです。

霊人:あなたが来ただけです。

応答:だから底なのです。

霊人:そうですか? どうしてこんなことが……???

応答:さあ、どうでしょう。


変わらなければならない!

霊人:あなた、何とかしてください!

応答:だからあなたを迎えに来たのです。あなたの才能が惜しいからです。

霊人:どこへ行けばよいのですか? どこへ行けばよいでしょうか?

応答:今から教えてあげます。私に「ついて来れば」よいのです。誰もあなたを非難しないでしょう。

霊人:私に「ついて来い」と言うのですか?

応答:そうです。私に「ついて来れば」よいのです。

霊人:あなたはそんなに高い人なのですか?

応答:私はあの上の方にいますから。そこまであなたを「引き上げてあげます」。

霊人:私を「引き上げてくれる」というのですか?

応答:一番下にいた人が、一番高い人のそばへ行くのです。

霊人:変わらなければならないという意味ですか?

応答:そうです。

霊人:それを知らなかった。

応答:さあ、心を変えてあげます。

霊人:では、少し楽にしてください!!

応答:さあ、楽にしてあげます。

霊人:おお、そうですか?

応答:無理しなくてもよいのです。自然に任せればよいのです。

霊人:この苦しみが消えるというのですね!

応答:すべて消えるでしょうから、すべて任せてください。

霊人:では、一度やってみましょうか?

応答:「御心のままになさってください」と任せてみてください。

霊人:私が「やる」と決めた以上、よろしくお願いします!

応答:任せてください!

霊人:お願いします!

応答:ずっと乗って、上へ上がって行くでしょう。

霊人:さあ、行こう! 行こう!

応答:エレベーターに乗って、一番高い所まで上がるのです。偉大な姿として生まれ変わるのです。新しい人生の出発! 歓迎します!

霊人:(霊界へ去る。)

(おわり)

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