【霊界解放シリーズ347】平泉寺白山神社「僧侶は戦わないほうがよい!戦わずに勝たなければ!」(2023.04.21)

2023年04月21日
【霊界解放シリーズ347】
平泉寺白山神社
「僧侶は戦わないほうがよい! 戦わずに勝たなければ!」
717年、泰澄大師によって創建された福井県勝山市の「平泉寺白山神社」は、白山信仰の拠点として、当時、強大な勢力を誇っていました。
白山は、富士山、立山と共に「日本三霊山」の一つに数えられる、標高2,702メートルの名山です。
三霊山は、それぞれ象徴する意味に違いがあり、立山、富山は男性性を、白山、石川・岐阜は女性性を、富士山、静岡・山梨は男性性と女性性を合わせた二元性を象徴します。
泰澄大師は、白山の雪が溶けて流れ込む御手洗池を眺めながら、毎日のように精誠を捧げていましたが、ある日、女神が現れ、
「私の本来の姿は白山の山頂にあるので、すぐに登って来なさい」
という啓示を受けます。
泰澄大師は啓示に従って白山山頂に登り、仏様の姿を拝します。
これが「神仏習合」、神道と仏教の融合、仏または菩薩が神の姿として現れたので、神と仏・菩薩は本来一つであるということ、の始まりだと伝えられています。
平安時代、794〜1185年には、比叡山延暦寺の末寺として繁栄し、最盛期である戦国時代には、敷地200ヘクタール、1.2キロメートル×1.0キロメートル、48社、36堂、僧侶の住居6000棟、寺領9万石・9万貫、90億円、一時は8000名の僧兵を擁する宗教都市へと発展します。
しかし1574年、一向一揆との戦いに敗れたことで、敷地内のほぼすべての施設が焼失し、僧兵の大半が戦死しました。
その中で、かろうじて災いを免れた顕海上人が再び戻り、寺の復興を図ることになります。
一向一揆とは、戦国時代に浄土真宗本願寺教団、一向宗の信徒たちが、教団組織を利用して権力に抵抗した武装蜂起です。
栄進様との対話
(4月6日、福井県)
栄進様:
寺の人々は、戦わないほうがよいように思うのだが。
応答:
そうしなければなりませんね。
栄進様:
戦ったではないか?
応答:
そうでしたね。
軍隊を持っていましたから。
栄進様:
戦わないほうがよいように思うのだが。
応答:
延暦寺もそうでしたが、そうして滅びましたね。
本来の宗教の目的とは違いますね。
軍の力で守るという考えは、少し違うのではありませんか?
栄進様:
そのとおりだ。
ところが、今もなお、まだそうではないか?
応答:
そのとおりです。
どちらも、延暦寺も平泉寺も、焼けてなくなったというのにですね。
栄進様:
君なら、どうしたと思う?
応答:
私でも、なくしてしまったでしょう。
それは宗教ではありませんから。
栄進様:
どうしただろうか?
応答:
跡形もなく、根こそぎ壊してしまったでしょう。
なくしてしまったでしょう。
栄進様:
寺の立場なら、ということだ。
応答:
ああ、寺の立場からですか?
栄進様:
どうしただろうか?
寺の人なら、どうしただろうか?
応答:
どうしましょうか?
それは宗教ではありませんよね?
栄進様:
それで、どうするのか?
応答:
解散させなければなりませんね。
栄進様:
寺の人なら、どのように戦っただろうか?
応答:
戦わなければならないのですか?
栄進様:
何と戦わなければならないだろうか?
応答:
自分自身と戦わなければなりません。
人を説得しなければならないでしょう。
栄進様:
そうだろう?
問題は、言うことを聞かない人をどうするのかということだ。
応答:
それでも、粘り強く説得し続けるしかないでしょう。
武力で制圧しようとして、結局は自分たちが滅びたではありませんか?
栄進様:
それなら、どうすればよいのか?
応答:
やはり説得し続けるしかないと思います。
それが宗教ではありませんか?
栄進様:
戦わずに勝つ方法!
戦わなくても勝つことができる方法があるのだ。
応答:
相手側に付けばよいのでしょう!
栄進様:
そうだ。
相手側に付くのだ!
応答:
そのとおりです。
栄進様:
相手側に付くからといって、自分も悪の側に立つという意味ではない。
応答:
もちろんです。
栄進様:
相手側の人々も尊重するが、相手の言うとおりにするわけではないのだ。
応答:
はい。
敵に回さないということですね?
敵を作らないことが宗教ですね。
栄進様:
そうだ。
応答:
敵がいない所が、宗教の世界です。
栄進様:
そうだ。
応答:
それが仏であり、神様であって、四方に敵を作るなら、それは神様ではありませんね。
栄進様:
頭が痛いな!
応答:
頭が痛いですね!
栄進様:
今、敵ばかりたくさん作っているではないか。
応答:
そうですね。
敵を自分の味方にしようという考えはないようですね?
栄進様:
さあな。
応答:
愚かですね。
栄進様:
敵……敵と仲よく過ごす方法を考えなければならない。
応答:
そのとおりです。
敵、仇を愛し、自分の味方にするしかないでしょう。
平泉寺白山神社、2023年4月6日。
(おわり)





