【霊界解放シリーズ261】八王子神社「命を懸けて誰かを守ったのだろう?」「それを悪と言えるのか?」(2023.01.04)

2023年01月04日
【霊界解放シリーズ261】
八王子神社
「命を懸けて誰かを守ったのだろう?」
「それを悪と言えるのか?」
12月7日、「八王子神社」と「八王子城跡」、東京都八王子市深沢山を訪れた時の、栄進様との対話です。
八王子神社
八王子神社の由来は、「華厳菩薩」の伝説として記録に残り、伝えられています。
913年、妙行という学僧が、深沢山、現在の八王子城の山頂にある岩屋で修行を始めました。
夜が更けると、突然、強風が吹き、雷鳴がとどろき、怪しげな妖怪たちが群れをなして現れ始めました。
妖怪たちは妙行の周囲を巡った後、いつの間にか姿を消しました。
その後、岩屋の上から大蛇が降りて来て、妙行をぐるりと取り囲むようにとぐろを巻き、眠ってしまいました。
妙行が手にしていた如意棒でその頭をたたき、
「目を覚ませ」
と叫ぶと、大蛇はたちまち姿を消しました。
夜が明けると、八人の童子を伴った神が現れ、次のように語りました。
「私に従う神々と弟子たちは、僧侶の功徳に深く感服しました。どうか、この地にとどまってください。僧侶の神護の法に従います」
妙行が名前を尋ねると、
「私は牛頭天王であり、共に来た者たちは八王子です」
と答え、姿を消しました。
妙行は深沢山を天王峰とし、周囲にある八つの峰を八王子峰と名づけ、それぞれに社殿を建てて、牛頭天王と八王子を祀りました。
ここから、八王子信仰が始まりました。
八王子城跡
八王子城山頂(標高約460メートル)
八王子城は、1570年代に北条氏照という武将によって築城されました。
北条氏照が深沢山に城を築いた際、牛頭天王と八王子を城の守護神として祀ったことから、八王子城と呼ばれるようになりました。
これが、「八王子」という地名の由来であると伝えられています。
しかし1590年、豊臣秀吉の配下にあった数万の大軍による攻撃を受け、城はわずか一日で陥落してしまいました。
この時、城内には約3,000人しか残っていませんでした。
追い詰められた女性や子ども、武将たちは、滝の上流で自ら命を絶ち、次々と身を投げたといいます。
当時の戦いが、どれほど激しく苦しいものであったのかが想像できます。
当時の八王子城合戦によって、城山川は三日間にわたって血に染まり、麓の村で城山川の水を使って飯を炊くと、赤く染まるほどであったといいます。
やがて北条氏が豊臣秀吉に降伏すると、氏照らは切腹を命じられ、これによって北条氏は滅亡しました。
後に、徳川家康の命令によって城は破壊されました。
その後、数年間にわたって幽霊が出没するという噂が広がり、城跡は捨てられたまま放置されました。
栄進様との対話
栄進様:
いやあ〜。
本当に悲惨だったんだな!
応答:
そうでしょうね。
栄進様:
皆さんには、よく分からないかもしれないが……。
「苦しい、苦しい、苦しい」
と言っている人々が、ここにいっぱい集まっているんだ。
応答:
戦いに敗れた人々が、ここへ逃げて来たのですか?
栄進様:
いや、それではない!
応答:
何のために、苦しんでいるのですか?
栄進様:
それは、殺されたからだ。
応答:
それで、恨みを抱いた霊人たちが集まっている場所なのですね?
栄進様:
そうだ。
応答:
ここで起きた戦いで、亡くなった人々なのですか?
栄進様:
そうかもしれない。
応答:
武田信玄に敗れ……。
豊臣秀吉に敗れ……。
栄進様:
そのような人もいる。
応答:
それより前に亡くなった人々も、いるのですか?
栄進様:
もちろん、いる!
応答:
八王子の時代からですか?
牛頭天王は、インドから来た人なのですか?
栄進様:
インドではない!
応答:
朝鮮半島から来たのですか?
伽耶の方からですか?
栄進様:
ああ、そうだろう。
応答:
そうかもしれませんね。
伽耶には、牛頭山という場所がありますから。
その王子たちが、ここへ流れ着いたのかもしれませんね。
牛頭天王の時代に、国が滅びたのですか?
栄進様:
首を横に振る。
応答:
それでは、王子たちがここへ渡って来たのですね?
栄進様:
そうだ。
応答:
権力争いに巻き込まれることを嫌い、逃れて来たのかもしれませんね。
栄進様:
そうだ。
応答:
王子という立場も、それほどよいものではないのですね。
栄進様:
さあな……。
応答:
王になれるのは、一人だけではありませんか?
栄進様:
そうだ。
応答:
ほかの人々は、邪魔な存在にしかならず……。
栄進様:
そうだ。
応答:
いやあ〜。
それなら、むしろ普通の人として認められる方が、はるかによいですね。
栄進様:
ふふふ。
応答:
その方が、もう少し人間らしく生きられますから。
栄進様:
そうだ。
応答:
朝鮮時代を見ても、王権を脅かす王子や皇族たちは、皆殺されましたから。
栄進様:
そうだ。
応答:
いやあ〜。
悲惨な運命ですね。
権力とは、いったい何なのでしょう……。
栄進様:
その人たちも、命を懸けて戦ったのではないか?
応答:
ほかの人々から、命を狙われていましたから。
栄進様:
その人たちも、一生懸命生きたではないか?
応答:
守りたい正義のようなものが、あったのでしょう。
栄進様:
皆、一生懸命に生きたんだ。
そう思わないか?
応答:
もう少し平和な時代が来ればよかったですね。
栄進様:
命を懸けて守りたいものが、あったのではないか?
応答:
そのとおりです。
栄進様:
命を懸けて、誰かを守ったのだろう?
それを悪と言えるのか?
応答:
そうですね……。
栄進様:
そのようなことは、平和な時代に生きているからこそ言える言葉ではないか?
応答:
そのとおりです。
あの時代は、生き残るための生存競争の時代でしたから。
誰が生き残るのか……?
(おわり)




