【霊界解放シリーズ252】意富加羅国の王子・都怒我阿羅斯等「隣の国が、わが国になってくれたらよいのだが」(2022.12.24)

2022年12月24日
【霊界解放シリーズ252】
意富加羅国の王子・都怒我阿羅斯等
「隣の国が、わが国になってくれたらよいのだが」
福井県敦賀駅の「都怒我阿羅斯等」像
古代日本の九州・山陰・北陸地方は、朝鮮半島から日本へ向かう海路の玄関口でした。
まだ大和王権、現在の奈良県の影響力が、北西部の北陸地方にまで及んでいなかった時代、越国敦賀の地に、「額に角の生えた」見知らぬ人物が、一隻の船に乗って到着しました。
その人物こそ、朝鮮の意富加羅国から渡来した「都怒我阿羅斯等」でした。
『日本書紀』によると、意富加羅国の王子・阿羅斯等は、身体的な特徴として額に角が生えていたといいます。
したがって「都怒我阿羅斯等」は、「角の生えた人」という意味に解釈されます。
その後、約5年間にわたってこの地域を統治した中心地に建てられたのが、氣比神宮の境内にある角鹿神社です。
この「都怒我」王子の名が転訛して、「敦賀」という地名が生まれたともいわれています。
1世紀から6世紀頃まで、朝鮮半島南部に存在した小国の連合体は、伽耶または加羅と呼ばれていました。
当時、加羅や新羅における最高官職の名称は「角干」でした。
これを訓読すると「ツヌカン」、すなわち「角鹿」の意味に解釈されます。
約5年間、敦賀を治めた阿羅斯等は、崇神天皇を継承した垂仁天皇から贈り物を受け、帰国の途につきます。
しかし、その途中で贈り物を新羅人に奪われたという話が、『日本書紀』に記されています。
これは、新羅との敵対関係を示す逸話であると見ることができます。
神功皇后
応答:
このように美しい環境の中で暮らしていたのですから、立派な子どもを産み、育てたのでしょうね。
神功皇后:
ここは、本当に美しい所だと思います。
応答:
そのとおりです。
神功皇后:
このように美しい場所で、何を考えればよかったのでしょうか?
応答:
美しい国をつくり、皆が幸せに暮らすことを願ったのではありませんか?
神功皇后:
はい。
私は、この美しい場所でよく考えます。
応答:
ああ、さまざまなことを深く考えるのですね。
神功皇后:
私はよく考える方ですが、夫は……。
夫は、自然をあまり好む性格ではなかったようです。
※神功皇后の夫である仲哀天皇は、九州南部の熊襲を征伐する途中で亡くなりました。
応答:
それでは、何が好きだったのでしょうか?
城や大きな宮殿のようなものが好きだったのですか?
神功皇后:
いいえ!
応答:
ああ、何が好きだったのでしょう……?
神功皇后:
行く所があれば、どこへでも行く方でしたので、歩き回ることが好きだったようです。
応答:
ああ、あちらこちらを巡っていたのですね。
神功皇后:
そのような方でした。
応答:
美しい自然を一緒に楽しむ時間は、あまりなかったのですね。
人生を楽しむ余裕がなかったのかもしれません。
今度、あなたのご主人に会ったら、あなたの思いを必ず伝えましょう。
神功皇后:
ご存じなのですか?
応答:
はい。
立派な方ではありませんか?
神功皇后:
はい。
応答:
人生を楽しむことも知らなければなりませんね。
神功皇后:
そのとおりです。
応答:
人生は、瞬く間に終わってしまいますから。
最も美しい場所は、どこでしたか?
海はどうでしたか?
神功皇后:
はい、よかったです。
応答:
広い海を眺めていると、心が清らかになるではありませんか?
神功皇后:
はい。
応答:
海の中にも、一度入ってみたいですね。
神功皇后:
あら〜。
応答:
どうしました?
怖いのですか?
神功皇后:
ああ……。
応答:
水に触れてみるのもよいでしょう。
神功皇后:
ああ……。
応答:
心が清らかになりますから。
神功皇后:
心が清らかになります。
応答:
そうですね……。
隣の国から、すばらしい鐘を送ってくれたのでしょう?
新羅から贈られた鐘のことです。
神功皇后:
今……その国は、どうなったのですか?
応答:
はい。
その国の名は、今は残っていません。
別の名前に変わりましたから。
神功皇后:
別の王がおられるのですか?
応答:
そうです。
神功皇后:
まあ〜。
都怒我阿羅斯等?
霊人:
そこの、あなた!
応答:
はい!
霊人:
そこで、何をしているのだ?
応答:
ああ、気づかれましたね。
霊人:
もちろんだ。
応答:
人を見る目がありますね。
霊人:
そこにいるのだから、分かるではないか。
応答:
やはり、鋭い目をしていますね。
霊人:
そこにいれば、誰にでも分かるだろう?
応答:
それでも、見えない人もいますから。
霊人:
そうなのか?
ところで、君は何をしに、そこにいるのだ?
応答:
あなたに会いに来ました。
霊人:
おお。
どこで私を見つけたのだ?
応答:
あなたが、あの有名な偉大な方だからです。
霊人:
ああ、そうなのか?
応答:
私も一度、偉大な人に会ってみたいと思いまして。
霊人:
面白いことを言うな。
応答:
力のある人に会ってみたいのです。
私も、そのようになりたいですから。
霊人:
おお、そうか?
応答:
弟子にしてください。
霊人:
弟子は取らない。
弟子など必要ない。
応答:
なぜ、必要ないのですか?
霊人:
面倒だからだ。
きちんとできるかどうかも分からないので、弟子など取りたくない。
応答:
ああ、一人でも十分だということですね?
さすが、実力者です。
霊人:
一人で十分というわけではない。
一緒にやるという人なら、構わない。
応答:
それでは、一緒にやりましょう!
何をお手伝いしましょうか?
霊人:
手伝ってくれるのか?
応答:
はい。
どのようなことでも、お申しつけください!
霊人:
やるべきことがあるのだ!
応答:
どのようなことをしたいのですか?
霊人:
隣の国、日本だろうか、を何とかしたいのだが、わが国、加羅国だろうか、になってくれたらと思っているのだ。
応答:
そうなのですね。
知恵を絞らなければなりませんね。
霊人:
そうだ。
応答:
わが国になったなら、何をどのようにするつもりですか?
霊人:
英雄というものはな、偉大になれるということが、すばらしいではないか?
応答:
ああ、さらに高い地位に就きたいのですか?
霊人:
そうだ。
大勢の人々が、
「偉大だ、偉大だ」
と仰ぎ見るではないか?
応答:
「偉大だ」と言われるためには、その人々を助けなければならないでしょう。
霊人:
そうだろうな。
応答:
何をしてあげるつもりですか?
霊人:
何をしようか?
応答:
もう少し豊かに暮らせるようにしてあげなければならないでしょう。
霊人:
それは、よい考えだ。
応答:
そうすれば、人々は、
「ようこそ、ようこそ」
と言って、歓迎してくれるでしょう。
霊人:
そうだろう。
そのようにしようか?
応答:
人々の心の扉を開く方法を、考えてみましょう。
霊人:
ほう〜。
応答:
隣の国の人々が何を望み、どのような困難を抱えているのか、調べてみましょう。
霊人:
どうやって調べるつもりだ?
応答:
私が調べます。
霊人:
ほう〜。
応答:
その後で、助けてあげましょう。
霊人:
そうするのか?
応答:
あちらこちらを回ってみます。
霊人:
どうやって調べるつもりだ?
分かるのか?
応答:
あちらこちらを歩いて回り、人々に尋ねてみます。
霊人:
尋ねるというのか?
応答:
そうです。
霊人:
大変そうだな……。
応答:
大変ですが……。
国を治めようとするなら、大変なことも引き受けなければなりません。
霊人:
そのとおりだ!
君は、すばらしいことを言うな!
応答:
一人一人の心を、尊く考えなければなりません。
霊人:
おお〜。
応答:
一人一人の命を、大切に考えなければなりません。
霊人:
それは、大変なことではないのか?
応答:
いいえ。
仕事は私がしますから、あなたは、さらに立派になってください。
大変な仕事は、私が引き受けますから。
霊人:
君が偉大な仕事をするというのか?
それでは、面白くない!
応答:
そうですか?
私だけが苦労するので、心苦しいということですか?
霊人:
面白くない。
君が偉大な人になってしまうではないか?
応答:
ああ、私が少し欲張りすぎたようです。
霊人:
人々のために生きることが、偉大なことではないのか?
君が偉大な仕事をするという話ではないか?
応答:
おお、そうですか?
霊人:
それでは、私は何をすればよいのだ?
応答:
やはり……。
やはり、立派な方です。
霊人:
もちろんだ。
偉大な仕事をしようと思って来たのだから!
応答:
すばらしいです。
すばらしいです!
霊人:
その人々が何を望んでいるのか、まず調べてくれ!
応答:
分かりました。
霊人:
そして、
「このように、このようにしよう」
と、教えてくれるのか?
応答:
はい、分かりました!
霊人:
私に、いろいろと教えてくれるのか?
応答:
分かりました。
喜んで取り組んでみます。
霊人:
それは、本当によい考えだ!
応答:
人の心を察することのできる方と話せて、本当にうれしいです。
霊人:
私も、そのような人がいてくれれば、うれしい。
応答:
これから、面白くなりそうですね。
霊人:
その仕事を、一度やってみよう!
応答:
はい。
よろしくお願いいたします!
霊人:
霊界へ去る。
(おわり)



