【霊界解放シリーズ184】 乞食になった金持ち「何も持たない『自分』に気づいた時、初めて『自分』として生きられるようになった!」(2022.02.06)


2022年02月06日

【霊界解放シリーズ184】

乞食になった金持ち

「何も持たない『自分』に気づいた時、初めて『自分』として生きられるようになった!」

霊人:

その通りだと思います。

応答:

ああ、はっきりと言い切ることができるのですね。

霊人:

もちろんです。

応答:

何事にもはっきりしている、その姿勢がとてもよいですね。

霊人:

これまでは、私たちのしたいように、思いのままにやってきました。

そのようにしなさいと言われていたからです。

応答:

それで、結果的にはどうなったのですか?

霊人:

したいように、思いのままにやっているうちに、困ったことが起きました。

応答:

どのような困ったことですか?

霊人:

お金がなくなってしまいました。

応答:

誰が持って行ったのですか?

霊人:

私たちが、すべて使ってしまったのです。

応答:

ああ、底をついてしまったのですね。

霊人:

そのようになるとは思いもしませんでしたが、大きな問題になってしまいました。

応答:

節約という美徳があるではありませんか?

霊人:

ああ、そのような美徳については、よく分かりません。

したいようにしなさいと言われていたからです。

応答:

欲を出しすぎることも、あまりよくありません。

自制することも知らなければなりません。

霊人:

そのようなことは分かりません。

応答:

したいように、走りたいように暴走していれば、交通事故を起こしてしまいますから。

霊人:

そのようになってしまいました。

お金というものは、自分の思いどおりになると思っていましたが、そうではありませんでした。

応答:

お金も生きているのです。

霊人:

すべてがうまくいきそうな気がする時があるではありませんか?

しかし、そのように簡単にいくはずはありません。

応答:

なぜ、うまくいかないのでしょうか?

霊人:

それは、私たちの考えが浅いからです。

なくなるとは考えません。

お金がたくさんありますから。

応答:

すべてなくなるとは、夢にも思わないでしょう。

霊人:

思いません。

応答:

それが、一瞬のうちになくなってしまったのですね。

霊人:

そのようになってしまいました。

応答:

稼ぐことは難しくても、使うことは簡単ですから。

霊人:

申し訳ありません。

私たちは、したいようにしてもよいと教えられながら育ちました。

それしか知りません。

応答:

一生かけて使っても、使い切れないと思っていたのでしょう。

霊人:

いつでも、お金を持って来てくれたので、すべてそのように準備されているのだと思っていました。

応答:

苦労して稼ぐという考えはなかったのですね。

霊人:

もちろんです。

誰かが持って来てくれましたから。

応答:

ああ、そうだったのですね。

霊人:

それが当然だと思い、思いのままに持って行って使っていたら、このような有様になりました。

応答:

何に使ったのですか?

買い物ですか? 遊ぶことですか?

霊人:

そのようなことにも使いました。

応答:

貧しい人々のためにも使いましたか?

霊人:

ああ、それはよく分かりません。

会社にお金を預ければよいと言われたので……。

応答:

ああ、投資したのですね。

結局、すべて失ってしまったのですね。

霊人:

そのようになりました。

応答:

苦しんでいる人々のために使っていたなら、「ありがとう」と言ってもらうことはできたでしょう?

霊人:

その通りです。

しかし、そのようなことを話す人はいませんでした。

応答:

本来、万物も人間のために存在しているので、人間のために使われれば喜ぶのです。

霊人:

ああ〜、私はそのようなことも知りませんでした。

応答:

金遣いが荒く、大切に扱わなければ、逃げてしまいます。

霊人:

ああ、そうなのですね。

困った時には、本当に必要だと分かりました。

応答:

そのような気持ちで使っていれば、よかったのですが。

霊人:

そうかもしれません。

それで、「あるものも、実際にはあるのではない」と思うようになりました。

応答:

ああ、興味深い事実を悟りましたね。

霊人:

「幻想」を抱くようになるのです。

今、お金があるわけではないのに、今あるように思ってしまう「幻想」です。

応答:

ああ、そうでしょうね。

霊人:

それで、必要もないのに、あれこれやろうと飛びついてしまいます。

応答:

なぜか、お金が入って来るような気がするからですね。

それが、まさに「幻想」です。

霊人:

いつもあったので、いつでも誰かが持って来てくれると信じるではありませんか?

なくなるとは考えられませんでした。

応答:

そうでしょうね。

霊人:

ところが、なくなったと聞いて、「えっ?」と、とても驚きました。

応答:

その時、どのような気持ちでしたか?

霊人:

到底、信じることができませんでした。

本当に何も持たない自分自身を経験しました。

応答:

ああ、乞食の身になったのですね。

そのような人々の気持ちが、少し分かったでしょう。

その時、どのような気持ちでしたか?

霊人:

「私は何なのだろう」と思いました。

応答:

ああ、本当の自分の姿が何なのか、分からなくなってしまったのですね。

それまでの人生が、まるで夢のように思えたでしょう。

霊人:

そのようなものです。

それまで遊び歩いていたではありませんか?

「私は何なのだろう」と思いました。

応答:

人生が、むなしく消えてしまったのですね。

何も残っていないので、何のために生きたのだろうと思ったでしょう。

霊人:

何も考えることができませんでした。

応答:

お金がなくなると、誰も訪ねて来なくなったでしょう?

霊人:

その通りです。

応答:

お金を持っていた時には、地位の高い人々が笑顔で次々と挨拶に来たでしょう?

霊人:

うん!

応答:

本当の友だちは、いたのでしょうか?

霊人:

まさに、それです。

私は役に立たない人間になったではありませんか?

応答:

あなたを愛していたのではなく、お金を愛していたのですね。

霊人:

それで、私はどうなったと思いますか?

応答:

乞食になるしかなかったでしょう。

霊人:

結局、自分は何も持たない人間なのだと悟った時、初めて自分として生きることができると思いました。

応答:

それは本当に偉大な発見です。

思いがけず、僧侶になったのですね。

霊人:

その通りです。

応答:

それなら、女性もついて来ないでしょう。

霊人:

その通りです。

応答:

最初から僧侶になっていれば、よかったのかもしれませんね。

霊人:

うん!

応答:

一人で生きる身の上ですから。

霊人:

いいえ、皆さんと一緒にいました。

応答:

友だちがいたのですか?

霊人:

僧侶のような生活でしたから、そのような人々同士で集まりました。

応答:

それで、幸せでしたか?

霊人:

私にとっては、自分の人生について考える機会になりました。

今では、恋人のような人もいます。

私を愛してくれる人ができました。

応答:

わあ〜、本当の恋人ですね。

霊人:

うん!

応答:

本当に、あなた自身を愛してくれる人なのですね。

あなたのどこが気に入ったのでしょう?

霊人:

私のことを、かわいいと言います。

応答:

ああ、かわいらしい性格なのですね。

霊人:

それはよく分かりませんが、そのように言っていました。

応答:

かわいそうなのではなく、かわいいということですね?

霊人:

はい、かわいいと言います。

応答:

とても気に入ったようですね。

霊人:

その通りです。

応答:

お金がなくても、あなたをかわいがってくれる人がいるというのは、すごい発見です。

霊人:

私をとても大切にしてくれるそうです。

応答:

お金ではなく、あなた自身を愛しているのですね。

本当の恋人です。

霊人:

それで、かえってよかったと思っています。

応答:

わあ〜、本当の相対者を見つけたのですね。

霊人:

変わった人生でしょう?

応答:

しかし、永遠の友だちになれる人は、女性しかいません。

全財産を投資して、永遠の財産を得たようなものですね。

霊人:

ああ、そのように言われると、そうですね。

応答:

それなら、成功したではありませんか?

霊人:

「ああ、このような人生もあるのだ」と思いました。

これが本当の私の人生であり、私は運がよかったのかもしれません。

応答:

非常に運がよい方です。

世の中には、お金のためにすべてを失う人もいますから。

霊人:

そうでしょう。

応答:

あなたは、まったく反対ですね。

霊人:

しかし、すべてがなくなってしまったので、大変ではありませんか?

人々も追いかけて来ます。

応答:

「金を返せ、金を返せ」と言いながら。

霊人:

人々が追いかけて来るのです。

応答:

人生で最も重要なものが何かを、振り返るきっかけになったのですね。

霊人:

言ってみれば、そのような時間が与えられたのです。

応答:

自分の人生について、自伝を書いてみてはどうですか?

霊人:

ああ……私は、文章を書くことができません。

応答:

それなら、私が書きましょうか?

霊人:

はい?

応答:

あなたが話せば、私が書いてあげましょう。

霊人:

そうですか?

応答:

そして本を出版すれば、ベストセラーになるでしょう。

霊人:

そうですか?

応答:

そうすれば、お金を稼ぐことができます。

霊人:

ああ……。

応答:

一銭も投資する必要がないので、あなたが損をすることもありません。

霊人:

そうなのですね。

応答:

自分の人生の話をするだけなのですから、どれほどよい商売でしょうか?

霊人:

そうですね。

応答:

自分の人生を売りなさい!

霊人:

はい!

応答:

自分の失敗を教訓として、人々が賢い人生を選ぶことができるよう教える先生になるのです。

霊人:

そのようなこともできるかもしれませんね。

応答:

成功する方法も、さまざまでしょう?

霊人:

はい!

応答:

人生も、さまざまなのです。

霊人:

私は今では、よかったと思っています。

応答:

わあ〜、すごいですね。

悟りの境地に達したのですね。

霊人:

そうかもしれません。

応答:

僧侶としても、成功したのではありませんか?

霊人:

僧侶になったわけではありませんが、僧侶のように生きました。

応答:

考えてみれば、さまざまな面で成功しているではありませんか?

霊人:

紆余曲折の多い人生でした。

金持ちから無一文の乞食となり、多くの人々に出会い、今は幸せです。

応答:

ああ、ついに「幸せ」という天国へ到達したのですね。

霊人:

まあ……。

応答:

どの道を選ぶかということですが、あなたは逆方向へ進み、結局は目的地へ到達したのですね。

霊人:

その通りです。

応答:

面白い人生ではありませんか?

霊人:

多くの人々がいますが、「このような人生もあるのだ」という話をしに来ました。

応答:

そのような話を聞けば、人々は本当に面白いと思うでしょう。

霊人:

そうですか?

応答:

神様が、あなたを選ばれました。

ですから皆さんに、たくさんの体験談を聞かせてください。

霊人:

ああ、よくは分かりませんが、ただ話をしに来ただけです。

応答:

神様が送ってくださったのです。

わざわざ来てくださり、ありがとうございます。

また、面白い話を聞かせてください。

(おわり)

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