【霊界解放シリーズ65】 自動車王 「俺の車が俺を踏んで乗り上げるなんて」 金塊泥棒 「思いきりお金を使ってみたかった」(2021.04.04)

2021年04月04日

【霊界解放シリーズ65】

自動車王

「俺の車が俺を踏んで乗り上げるなんて」

金塊泥棒

「思いきりお金を使ってみたかった」


自動車王

「俺の車が俺を踏んで乗り上げるなんて?」

人々が俺を踏んで通り過ぎる!

霊人:踏むな! 俺を踏むな! 痛いんだ!

応答:ああ、かわいそうに! どこを踏まれるのですか?

霊人:奴らが俺の尻を踏んで通り過ぎるんだ。

応答:どんな奴らですか?

霊人:たくさん通って行くが、知らない奴らだ。どこから来たのか分からないが、なぜ俺を踏むのだ?

応答:なぜここへ来たのですか?

霊人:俺のことか? 人々を踏みにじる人生を生きたから、そうなのかもしれない。だから踏まれているのかもしれないと思うのだが。

応答:ああ、反省しているのですね。

霊人:人々を踏みにじったからな。俺はそんな人生を生きたのだな、という思いが浮かぶ。

応答:あごで人々を使ったのですね。金をやるから、ああしろ、こうしろと言って人々を動かしたのですね。

霊人:俺の言うことを聞かなければ、お前たちの会社を潰してやると脅した。そうすれば、何を言っても俺の言うことを聞くことになる。会社というものは、そうやって大きくなるものだ。

俺はな、上へ、上へと上がるために、身もだえしながら生きてきた。あんた、人の上に立つというのは、いい加減にやってできることではない。
ああ! 急に苦しくて死にそうだ……。

応答:一番上に上ったのに、今はなぜ地面に落ちているのですか? 人々の足の下で踏まれているではありませんか?


世界のどこにもない自動車!

霊人:俺は一番上にいる。

応答:それなのに、なぜ人々の足の下で踏まれているのですか?

霊人:おそらく俺が間違ったからだろう。

応答:何をしたのですか?

霊人:自動車をたくさん作った。自分なりには良いことをしたと思っているのだが。
あああ! 苦しい!! あんた、何とかしてくれ……!

応答:その人たちを助ける仕事をすればよかったのですが。

霊人:(長いため息をついて、)
ああ〜、俺はどうしてこんな姿になったのだ!

応答:真の頭になればよかったのです。心から尊敬される、そういう頭です。

霊人:俺は、世界のどこにもない俺だけの自動車を作った。俺の言うことに従わせるために、いろいろなことをした。

応答:ああ、自動車王ですね。

霊人:俺はそのために何でもした。そのためなら何でもできる。

応答:ああ、そうですか? 車のために人々を苦しめたのですね?

霊人:おそらくそうだろう! ああ、俺が間違っていたのだな! 俺は自動車のことだけを考えていた。
それはそうとしても、俺を踏む者たちはいったい誰だ?

応答:あなたに踏みにじられた人々でしょう。

霊人:(ため息をついて、)
俺の知らない奴らだ。俺の金で俺の車を作っただけなのだ。
それなのに、こんなに苦しいとは。ああ、重い! 俺を引き出してくれ!

応答:さあ、引き出してあげます!
その車に、あなたが踏みにじった人々を乗せてあげて、謝罪しますか? 自分だけが乗るのではなく。

霊人:俺の車に乗せてやれば、俺を助けてくれるのか?

応答:助けてくれるでしょう。
「この車を皆さんに差し上げますから、私を救ってください」と言えば、ここから出られるでしょう。

霊人:俺の車が今ここにあるなら、乗せてやる!

応答:「この車は私だけのものではなく、皆さんのために心血を注いで、このように素晴らしい車を作ったのです。今まで私のために苦労してくれました。ありがとうございます」と言えばよいのです。

霊人:その車で自分たちが踏みにじられたと怒っているのだろう!


俺の車が俺に乗り上げるなんて?

応答:あなたの車が、あなたの尻に乗り上げているのです。

霊人:ああ、重いだろう! それは重い!

応答:「すぐに持って行け」と言えばよいのです。

霊人:ちょっと待て! 俺の車に俺が踏まれているというのか? 俺が乗るはずなのに、むしろ車が俺に乗り上げるなんて?

応答:その通りです。
「すぐに持って行け」と言えば、あなたは自由になるでしょう。

霊人:もう車はいらないから、俺を少し楽にしてくれ!

応答:皆さんにプレゼントしますか?

霊人:する! する! お前たちが持って行け! 俺が悪かった!

応答:さあ、ここから出ましょう!

霊人:俺の車をやる! 俺にはもう必要ない! 俺の車をやる!

応答:さあ、出ましょう!

霊人:ありがとう!
(霊界へ去る。)


金塊泥棒

「思いきりお金を使ってみたかった!」

鬼が出る!

霊人:怖い! ここはとても怖い所です! 別の所がよいのですが、どこへ行けばよいのか分かりません。

応答:そこはどんな所ですか?

霊人:ここはとても恐ろしい所です!

応答:崖のようですが?

霊人:いいえ、鬼たちが出ます。私を驚かせようと、いたずらをするのです。

応答:私が鬼たちを皆追い払います。

霊人:恐ろしい鬼たちが出るのです。

応答:その鬼たちを全部追い払います。

霊人:そんなことをしたら死ぬでしょうに……。

応答:(大きな声で、)
鬼よ、退け!

霊人:ああ〜、怖い! 怖い! 鬼たちが怖い!

応答:(大きな声で、)
鬼よ、退け!

霊人:え? 鬼たちは出て来ないのか?

応答:来ないから大丈夫です。退けと言ったので、近寄ることもできません。

霊人:一言で来ないのか? 退けと言ったら来ないというのか?

応答:私は鬼よりもっと怖い人間ですから。

霊人:わあ〜、そんな人もいるのだな!

応答:鬼たちが怖がる人間です。

霊人:え? どんな悪いことをすれば、鬼も怖がる人間になれるのだ?
わあ〜、あんたはひどく悪い奴なのだな。

応答:悪い奴かもしれませんね。

霊人:やはりそうだ。悪い奴だから、こんな所にまで来たのだ。


金を盗んだ!

応答:そうです。あなたはどんな悪いことをしたのですか?

霊人:俺は悪いことをした。

応答:何をしたのですか?

霊人:盗みばかりした。

応答:ああ、泥棒だったのですね?

霊人:そうだ、泥棒だ。

応答:何を盗んだのですか?

霊人:金! 金! 金!

応答:金をどこから盗んだのですか? 金持ちがたくさん持っていたのですか?

霊人:その人がたくさん持っていた。それを盗んできた。どうだ、悪いことをしただろう?

応答:その人は鉱山主だったのですか?

霊人:よく分からないが、金はたくさん持っている人だった。それをさっと盗んでしまった。


仲間たちに殺されたのか?

応答:金を盗んで、どこに使ったのですか?

霊人:埋めた!

応答:どこに埋めたのですか?

霊人:山に埋めた!

応答:ただ埋めておいたら、何の役に立つのですか?

霊人:人目につかない適当な場所がなかったから、そこに埋めたのだ。

応答:そこで眠っているでしょうね。

霊人:さあ、今もあるだろうか?

応答:誰かが持って行ったのですか?

霊人:おそらくそうだろう。

応答:そんなに簡単に見つかる場所だったのですか?

霊人:いや、そういうわけではないが、俺一人ではなかったから、持って行ったかもしれない。

応答:ああ、それであなたを殺したのですね。

霊人:ああ! そうかもしれない! 俺も知らないうちに、ここにいたから。

応答:友人たちに裏切られたのです。人数が少ない方が、自分の取り分が多くなるでしょう? だからあなたを裏切ったのでしょう。

霊人:ああ、そういうことだったのか。おそらく今はそこにはないだろう。俺はずっとここにいたから、もうなくなっているだろう。


大金持ちになって、思いきり金を使ってみたかった!

応答:あなたはもう、鬼が出る所にいる必要はありません。

霊人:鬼たちばかり出るので、ここから出たいです。

応答:私が連れて出ます。鬼たちのいない所へ。

霊人:鬼のいない所を知っているのですか?

応答:私がいる所には、鬼たちは近寄ることもできません。

霊人:そこへ行きたい! 鬼のいない所へ行きましょう! 行きましょう!

応答:そこへ連れて行きます。

霊人:ここは、とても、とても恐ろしい奴らばかりが訪ねて来る所なので、うんざりしました。

応答:あなたがあまりにもかわいそうだからです。お金を一度も使ってみられなかったのでしょう? あなたの人生がとてもかわいそうですね。

霊人:大金持ちになって、思いきり金を使ってみようと約束したのに……。

応答:よかったはずなのに、裏切られてしまったのですね。誰に裏切られるか分からないから、鬼たちが訪ねて来るのです。

霊人:ああ、そうなのか! 鬼たちが出るのは、もうこれ以上耐えられない。どうか鬼たちのいない所へ行きたい!

応答:かわいそうだから連れて行きます。もう二度と怖がる必要はありません。

霊人:(霊界へ去る。)

(おわり)

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