【霊界解放シリーズ64】 国際売春ブローカーの懺悔 「俺が代わりに泣いてやるから、お前は泣くな! 生まれ変わって大人になる!」(2021.04.03)

2021年04月03日

【霊界解放シリーズ64】

国際売春ブローカーの懺悔

「俺が代わりに泣いてやるから、お前は泣くな! 生まれ変わって大人になる!」


時代的背景

19世紀後半、東アジアと東南アジアにかけて娼婦として働いた日本人女性たちを指す「からゆきさん(唐行きさん)」。

1929年の大恐慌の影響で、日本の主要輸出品であった生糸は3分の1に、米価は半分に暴落した。すると、重い小作料に苦しんでいた農家の娘たちの人身売買が急増した。
『青森県土地改革の歴史』によれば、「娼妓、芸者として売られた女性が総計7083人に達した」という。

女性たちを売り飛ばした!

霊人:ものすごいうめき声で、
あああああああ、おおお、うううう〜。

応答:どこが痛いのですか?

霊人:全身で痛くない所がない……。

応答:さあ、楽にしてあげます。
楽になれ! 楽になれ!
(繰り返し。)

霊人:息が詰まって死にそうだ……。
ああああああ……。

応答:息ができるようにしてください!
(繰り返し。)

霊人:ああ〜、少し楽になった! あんたの力は本当にすごいな!

応答:そうですか? ありがとうございます!

霊人:少し楽になった。ありがたい。ところで、ここから別の所へ移してくれるのか?

応答:移してあげようと思って来ました。

霊人:では、動けるようにしてくれ!

応答:ところで、なぜここへ来たのですか? 何か悪いことでもしましたか?

霊人:女たちをたくさん売り飛ばした。

応答:ああ、人身売買をしたのですね! 女性たちをどこから連れて来たのですか?

霊人:買って来たのだ。

応答:女性たちは嫌がらなかったのですか?

霊人:当然嫌がる。女たちは嫌だと言うが、それが金になる商売だからな。

応答:それで縛って連れて来たのですか?

霊人:当然そうだ。あんたはそんなことも知らないのか?

応答:何人くらい連れて来たのですか?

霊人:何人? 数百人にはなるかもしれない。

応答:それで金持ちになりましたか?

霊人:金持ちにはなれなくても、そういう商売をしていれば、それなりにやっていける。もっともらしい話でだまして、女たちを高く売るのだから。

応答:それで幸せでしたか?

霊人:この世に幸せな奴などいるのか?

応答:食べていくために、そうしたのですか?

霊人:誰でもみんなそうではないのか? 食べていくためには何でもしなければならない! あんたは何も知らないようだな。いや、そんなことも一つも知らないのか?


売られていった女性たちの心を知っているか?

応答:ところで、なぜここへ来たのですか?

霊人:俺にも理由はよく分からないが、「行ってまいります」と言って来てみたら、ここだったのだ。こんな所だとは夢にも思わなかった。こんなに苦しいとは想像もできなかった。

応答:売られていった女性たちが、あなたを恨んでいるのでしょう。

霊人:ああ〜、恨んでいるのだな! 最初に俺へ売り飛ばした奴らが一番悪いのだ。そいつらを恨むべきで、なぜ俺まで恨むのだ?
ああ〜、重い! ああ〜、重い!

応答:稼いだ金に押しつぶされているのです。

霊人:金の重さが、こんなに重いものなのか? 金というものは本当に重いのだな……。こんなに重いとは知らなかった……。

応答:もうお金は嫌でしょう?

霊人:重いものは嫌だ。動けさえすれば、それが一番幸せだ。

応答:そうです。その女性たちも動けなかったのです。

霊人:女たちは動けない。ああしろ、こうしろと命じれば、その通りに動くことになっている。女たちは絶対に自分の思い通りには動けない。

応答:その人たちの心を少しでも知ることができたなら幸いですが……。動けないということが、どれほど苦しいことなのか……。

霊人:ああ、そうか! 動けないというのは、あまりにも苦しいことだ。

応答:自由がなければ、どれほど苦しいことでしょう。

霊人:こんなに苦しいとは知らなかった。

応答:その心が分かるなら、あなたもここから解放されることができます。その心が分かるなら……。

霊人:ああ、そうなのか? 女が恨みを抱くと本当に恐ろしい!
その女たちに「泣くな、泣くな」と怒鳴った奴が、俺に「子どもたちを少し静かにさせろ」と怒鳴るのだ。静かにさせるには、殴って蹴るしかないではないか?

応答:ああ、そうだったのですね。

霊人:俺を恨まないでくれ。俺もこんなことをしたくはなかった。ほかの商売があれば、別のことをしただろう。これがそれでも金になることだから、金のためにやったのだ。

ああ! それでも俺がひどかったのは確かだ……。
「私のお母さん」と泣く奴に、あまりにもひどいことを言った。
「お前の母親がどこへ売られて行ったかは知らないが、女なら良い服を着て良いものを食べたいだろう? お前の父親が悪いのだ」と怒鳴った。

応答:ああ、父親が守ってあげられなかったから……。お金がなかったから……。

霊人:そうだ。良いものを食べさせてやれないから、こんなことになったのだ。そうではないか? あんたはそんなことも知らないのか?
いや、こんなことを知らない者もいるのだな……。あんた、それでどうやって俺を少しでも理解できるというのだ?

応答:あなたの心は理解できます。

霊人:あんたは何も知らないではないか。どうして俺の心が分かるというのだ? 俺のような人間は、あちこちにごろごろいるではないか。そういう人たちと話をして来い! そうしてこそ、俺の話を少しでも分かるようになるのではないか?

応答:では、もう少し勉強して、後でまた来ましょうか?


お前たちを苦しめたのは、まさに俺だった!

霊人:ああ、それもそうかもしれない! 誰が俺の心を分かってくれるというのだ! あんたにそれがどうして分かる?
その後も不満を言い続ける。

(霊人が強い気を感じる。)

あれ? 少し楽になる感じだ! だんだん軽くなっていく!
わあ〜、あんたはすごい人だな!

応答:言いたいことを全部吐き出したから、軽くなったのでしょう。

霊人:だんだん軽くなる!
ああ、俺が悪かった!
(慟哭する。)
俺が悪かった! 俺が悪かった! 俺が悪かった!
俺がそんな者だったから、そんな者だったから、人々が怖かった! 人々が怖かった!
高い所にいる奴が偉そうに命じるから、俺も仕方がなかったのだ!
それでも俺が悪かった! 悪かった!
お前たちを苦しめたのは、まさに俺だった!
遅くなったが、今からでも反省する〜。
俺が〜、悪かった〜。

応答:皆、聞いています。

霊人:俺は悪いやつだった。女たちは皆、「お母さん、お母さん」と泣くのだ。うるさいと言って俺が殴りつけたのだから、それはかわいそうだ!
ああ〜、悪かった! 悪かった! 悪かった! 悪かった!
だが、俺はどう生きるのだ? 俺はどう生きればよいのだ? それが分からない! どう生きるべきだったのか、俺には今もそれが分からない!


おかげで生まれ変わり、大人になります!

応答:これからは、苦しんでいる人々をあなたが守ってあげるのです。

霊人:俺が人を守るだと? 俺が誰を守るというのだ? こんな険悪な世の中で、誰が誰を守れるというのだ? 生きていくだけでも忙しい世の中で、人を守るなど、世間知らずなことばかり言うのだな。あんたは純粋すぎる! 人を守るだと? 無茶苦茶な奴らが暴れ回る世の中で、歯を食いしばって生きなければならないというのに?

応答:はい、その通りです。

霊人:誰を守れというのだ? いやあ〜、あまりにも純粋だな!

応答:その世界をよく知っているあなたが、守らなければならないのです。

霊人:何だと? 俺が誰を守るというのだ? あんた、無駄なことを言うな! 俺に何ができるというのだ?

応答:あなたにはできます!

霊人:あんた、そんなに簡単に言うものではない。あんたは純粋すぎる。
(小言が続く。)

(霊人が強い気を感じる。)

ああ〜、あんたは俺を楽にしてくれるな〜。体が楽になっている……。ありがたい……。あんたが俺を助けてくれているのだな……。

応答:あなたのように苦しんでいる人々を私のところへ連れて来れば、このように楽にしてあげます。

霊人:ああ〜、そうか?

応答:その仕事を、あなたにしてほしいのです。苦しんでいる人々を私のところへ連れて来てください。

霊人:俺もあんたのようにすればいいのか?
「大丈夫、大丈夫、大丈夫! お前は悪くない。世の中が悪いのだ」と慰めてあげればよいのか?

応答:まさにそうすればよいのです!

霊人:「お前は良い人だ。良い人だから泣くな」となだめてあげれば、そいつも心が楽になるだろう……。こうすればよいのか?

応答:そんなに上手にできるではありませんか! あなたはできる人です。

霊人:これは、あんたがやるから俺も一度まねしただけだ。

応答:私よりあなたの方がプロです。あなたはプロではありませんか?

霊人:ああ〜、そうやるのか!

応答:私もあなたから学びます。

霊人:「泣きたいなら、俺と一緒に泣こう」と言えばどうだ?

応答:わあ〜、すごい! やはりあなたは人の心をよく知っている人です。

霊人:これはどうだ?
「俺が代わりに泣いてやるから、お前は泣かなくてもいい!」

応答:いやあ、素晴らしい! あなたは人の心をよく知っている人です。それほど苦労したからです。そういう人々をたくさん見てきたのですから、あなたこそ、その人たちの事情を隅々までよく知っているでしょう。一番よく知っている人が、まさにあなたです。あなたほど人の心をよく知っている人はいないでしょう。

霊人:これは全部、あんたのおかげだ! あんたのおかげで、俺は生まれ変わって大人になる!

応答:それは素晴らしいですね。あなたは十分にやり遂げることができるでしょう。

霊人:俺は、生まれ変わる!

応答:これからの大活躍を期待しています! 重い荷はすべて下ろしてください!
重い荷よ、すべて下りて来い!
大活躍を応援します!

霊人:(霊界へ去る。)

(おわり)

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