【霊界解放シリーズ38】 600余年前、日本へ連れて行かれた朝鮮陶工 「命懸けで伝統を守った。魂を吹き込んだ陶磁器!」(2021.03.07)

2021年03月07日

【霊界解放シリーズ38】

600余年前、日本へ連れて行かれた朝鮮陶工

「命懸けで伝統を守った。魂を吹き込んだ陶磁器!」


600年間、待っていた!

霊人:私はどこへ行って、何をすればよいのでしょうか。ここでずっと待っていました。

応答:以前はどこで暮らしていましたか?

霊人:どこなのか、よく分かりません。

応答:忘れてしまったのですか?

霊人:そうなのかもしれません。かなり忙しい人間だったようです。忙しくて、周囲の人々のことに気を配る余裕がなかったようです。

応答:何の仕事をしていたのですか?

霊人:何の仕事かと言えば、何かを作る仕事だったようです。何を作っていたかと言えば、陶磁器のようなものではなかったかと思います。

応答:陶工だったのですか? 日本に住んでいましたか?

霊人:日本なのかどうかは分かりませんが、山の中で暮らしていました。

応答:どこの国なのか分からないのですね。

霊人:分かりません。

応答:陶磁器を作っていたのですね?

霊人:そうだったと思います。

応答:家族はいましたか?

霊人:はい、いました。一緒に暮らしていました。

応答:家族は今どこにいますか?


霊人:分かりません。ばらばらに散ってしまったようです。

応答:では、家族に会いに行きましょうか?

霊人:そうしたい気持ちはありますが、どこにいるのか分かりません。

応答:私が連れて行きますから、心配しないでください。昔のように陶磁器を焼きながら、楽しい時間を過ごすのです。

霊人:ああ、そうなのですね。

応答:子孫たちに残してあげなければなりません。

霊人:ああ、何を残せばよいのでしょうか?

応答:それが使命だと思います。自分の技術を世に残して行くべきです。

霊人:ああ、そうですか?

応答:このまま消えてしまうのは、あまりにも惜しいでしょう。

霊人:それはそうですが。

応答:素晴らしい腕をお持ちではありませんか。

霊人:そうでした。たくさんの石を掘って、何かを作っていたようです。

応答:それを子孫たちに伝えるべきです。私はこのような人生を生きたのだ、と。


ついに時が来た。ここから出ましょう!

霊人:ところで、私はこのままずっとここに残っていなければならないのですか?

応答:いいえ、今から出て行きます。あなたの時が来たのですから。

霊人:ああ、そうですか?

応答:皆さんが陶芸の技術を学びたがっています。教えてほしいと願っています。

霊人:それなら、本当にありがたいことですね。

応答:今まで一生懸命に積み重ねてきたものが、ついに花を咲かせる時が来たようです。あなたの真心が皆さんに伝わり、皆が理解しています。

霊人:本当にありがたいことです。私に残念な点があるとすれば、自分の国がどこなのか分からないことです。私はどこへ行けばよいのか、よく分かりません。なぜか、遠くまで来たような感じがします。

応答:では、今から人々に会って尋ねてみましょうか?

霊人:なぜか胸が苦しくなります。私は何をすればよいのか分かりません。また、どこへ行けばよいのかも分かりません。どこへ行けばよいのか……。

応答:私と一緒に行けばよいのです。


陶磁器の友との再会

「相性がよく合う!」

霊人:ところで、あなたはどこから来られた方ですか?

応答:日本の隣にある韓国という国から来ました。

霊人:おお! そのような所があったのですね。

応答:私の先祖の子孫たちも陶磁器が好きでした。

霊人:おお! それなら、私と心が通じ合いそうですね。

応答:相性がよく合うでしょう。私も職人が好きです。

霊人:そうですか? 遠い所へ来たせいか、なぜか心が寂しいです。

応答:ついに陶磁器の友が再会したのですね。

霊人:本当にありがたいことです。


命懸けで伝統を守った

「魂を吹き込んだ!」

応答:陶磁器は本当に美しいですね。

霊人:まさに美しいものです。

応答:ご自身の魂を吹き込んだものではありませんか?

霊人:よく分かっておられますね。私は命を懸けて守ってきました。伝統というものがありますが、それを守ることこそ、私の役割だったと思います。

応答:本当に素晴らしいです。皆さんは、すべてあなたのおかげだという事実を認めています。だから学びたがっているのです。たくさん教えてください。

霊人:はい、分かりました。それでは一緒に行きます。一つ申し上げたいことがあります。見知らぬ所に来て、ずっとここにいたのですが、皆さん、私の知人たちは、みんなどこへ行ってしまったのでしょうか。誰も訪ねて来たことがありません。いったいここがどこなのか分かりません。遠いこの地に来て、ひたすら待っていました。

応答:今から再び陶磁器を作り始めれば、皆さん集まって来るでしょう。しばらく陶磁器を作っていなかったため、皆が離れていったのではないかと思います。

霊人:ああ、そうですか? 私は何も分からないのですが、大丈夫でしょうか?

応答:大丈夫です。そうすれば、皆が訪ねて来るでしょうから。

霊人:おお! 多くの人々に会いたいです。


ただ一つしかない、唯一の陶磁器展!

応答:そうなさるべきです。今からあなたの作品を作り、展覧会を開くのです。陶磁器を展示する展覧会です!

霊人:展覧会ということですね? 陶磁器を並べて。

応答:そうです。皆さんがあなたの作品を見に来るでしょう。

霊人:そうなることを願います。

応答:皆さんを招待すれば、知っている方々も訪ねて来るでしょう。そうすれば、会場はにぎやかなお祭りのような雰囲気になるでしょう。

霊人:私の知っている人たちも訪ねて来るかもしれませんね。そうすることにします。

応答:簡単でしょう? もともと腕が良いのですから。

霊人:私の腕のことですか? さあ、それでは参ります。

応答:誰にも真似できない精神世界、自ら磨いてきた自分だけの精神世界、魂の世界を吹き込んだ陶磁器!
世界にただ一つしかない、唯一の陶磁器を見るために、世界中から人々が来るでしょう。

霊人:おお! それは本当に良い考えです。どこへ行けばよいのでしょうか?

応答:さあ、一緒に行きましょう!

霊人:はい、ありがとうございます。(霊界へ去る。)

(おわり)

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