【霊界解放シリーズ223】「天照大神は神か、人間か」「天孫降臨の聖地は高千穂か、高千穂峰か」 天岩戸神社(2022.11.06)

2022年11月06日
【霊界解放シリーズ223】
「天照大神は神か、人間か」
「天孫降臨の聖地は高千穂か、高千穂峰か」
天岩戸神社
(宮崎県)
10月21日、『古事記』と『日本書紀』に登場する天照大神が身を隠したとされる天岩戸、すなわち「天の岩の扉」を祀る「天岩戸神社」を訪れました。
天岩戸にまつわる物語を紹介します。
神代の時代、天上には高天原と呼ばれる神々の世界があり、太陽神である天照大神と弟の須佐之男命をはじめ、数多くの神々が共に暮らしていました。
当時、須佐之男命は田の畦を壊し、水路を埋めてしまうなど、非常な乱暴者だったといいます。
しばらくの間、天照大神は弟をかばっていましたが、ある日、須佐之男命が馬の皮を剝ぎ、機織りをしていた女性たちの所へ投げ込んだため、死傷者が相次ぎました。
天照大神は、ついに我慢できなくなり、「天岩戸」と呼ばれる洞窟に隠れてしまいました。
突然、太陽神が姿を消したため、世の中は暗闇に包まれ、多くの悪鬼が出没し、恐ろしい事件や災いが相次いで起こりました。
そこで八百万の神々は天安河原に集まり、対策を話し合いました。
この時、長野県の戸隠神社に祀られている思兼神が、妙案を考え出しました。
「よい考えが浮かんだ。私たちが岩戸の前で踊り、歌い、楽しそうに遊んでいれば、天照大神はきっと『この者たちは何をしているのだろう』と思い、のぞき見るに違いない」
ついに天岩戸の前で、にぎやかな祭りが繰り広げられました。
この時、踊りに長けた天鈿女命が木の桶を伏せ、その上に乗り、
「タタン、タタン、タッ」
と足で拍子を取りながら、踊り始めました。
あまりにも楽しそうに踊るので、神々も興に乗り、
「わははは……おほほほ」
と笑いながら、一緒に踊りました。
しばらく、その大騒ぎを聞いていた天照大神は、
「太陽神である私が姿を消したので、外は暗くなり、皆が困っているはずなのに、かえって楽しそうに遊んでいるではないか。これは、どういうことだろう」
と不思議に思い、岩戸を少し開けて、外をのぞこうとしました。
その時、神々は騒いでいる理由を説明しました。
「あなたよりも、はるかに美しく立派な神が現れましたので、お連れしましょう」
そう言って、天照大神の顔を鏡に映して見せました。
天照大神は、それが自分の顔だとは知らず、もっとよく見ようとして扉を開き、体を外へ乗り出しました。
まさにその時、思兼神が天照大神の手をつかみ、手力男命が渾身の力で岩戸を押し開け、ようやく天照大神を外へ連れ出しました。
すると高天原は再び光を取り戻し、悪鬼たちが退散したため、世の中は再び明るくなり、平和な時代が開かれたといいます。
手力男命は、天照大神が再び岩戸の中へ入ってしまっては大変だと考え、岩戸を持ち上げて地上へ投げ捨てました。
岩戸は空中を飛び、日本の中央に落ちたといいます。
乱暴者だった須佐之男命は、悔い改める心で天岩戸を離れ、出雲国、現在の島根県へ向かい、八岐大蛇を退治することになります。
栄進様との対話
東本宮にて
東本宮は、天照大神が天岩戸から出た後に住んだ場所を祀る神社であり、西本宮は天岩戸を祀る神社です。
栄進様:
わあ〜、大勢来たな。
応答:
皆さん、ようこそ。
来てくださり、ありがとうございます。
一緒に行きましょう!
栄進様:
さあ、行こう!
応答:
行きましょう!
お会いできて、うれしいです!
栄進様:
皆さん!
応答:
帰って来ました!
栄進様:
わあ〜、よく来た。
本当によく来てくれた!
応答:
一緒に集まると、本当によいですね。
栄進様:
皆さん!
こうして来てくださるまで、本当にご苦労が多かったですね。
応答:
ご苦労さまでした。
栄進様:
苦労したかいがあって、今、このように一生懸命取り組んでいます。
お父様の前に、正義を立てましょう!
応答:
正義を立てましょう!
栄進様:
そうしましょう!
本当に大勢来てくださり、ありがとうございます。
応答:
はい、ありがとうございます。
栄進様:
それでは、一生懸命取り組みます。
応答:
昔の方々が、皆集まったのですね。
栄進様:
そうだ!
とても気分がよい!
応答:
自分の家へ帰って来たような気分ですね。
栄進様:
今、天照大神は外出中なので、申し訳ありません。
天岩戸参拝
西本宮にて
天岩戸神社の神職の方が、天岩戸を眺めることのできる場所へ案内してくださり、現在「天孫降臨の地」と呼ばれている宮崎県の「高千穂」と、鹿児島県の「高千穂峰」との関係について、詳しく説明してくださいました。
洞窟から右へ約30メートルほど山を登ると、東本宮があります。ここは、天照大神が天岩戸から出た後、初めて住んだ場所です。
今日、神と呼ばれている菅原道真は、京都で生まれた人間でした。
亡くなった後、その霊魂が天へ昇り、太宰府天満宮に祀られてから、神と呼ばれるようになりました。
したがって、実際に地上の洞窟におられた方は、人間でした。
人間だった時の名前は分かりません。
亡くなって天へ昇った方を、後世の人々が「天照大神」と名付け、その名で呼ぶようになったのです。
天へ昇った天皇の祖先たちを神と呼び、初めて祭りを行った場所は、鹿児島県と宮崎県の県境に位置する霧島山の「高千穂峰」という山です。
霧島の高千穂峰は、日本で人間を神として祀った最初の場所です。
こちら、宮崎県高千穂で暮らしていた人々は、自分たちの祖先が洞窟の中で暮らしていた事実を知っていました。
しかし、ほかの人々が盛んに神と呼ぶので、
「ほかの場所、すなわち鹿児島県で神と呼ぶのであれば、故郷である宮崎県でも神と呼ばなければならないではないか」
と考え、神社をつくり、祭りを行うようになったのです。
そのほかにも、人間でありながら神と呼ばれている方々がいます。
靖国神社や護国神社に祀られている東郷平八郎、大石内蔵助、吉田松陰、西郷隆盛、徳川家康、二宮金次郎などです。
皆さんは現在、神社に祀られていますが、もともとは人間でした。
ですから、私や皆さんも、亡くなって霊魂が天へ昇った後、神社が建てられて祀られるなら、その日から神となります。
一つ問題があるとすれば、ほかの人々が神と呼び、参拝に来てくれるかどうかということです。
せっかく神社まで建てたのに、家族だけしか訪ねて来なければ、少し寂しいのではないでしょうか。
私は自信がありませんので、初めからやめておこうと思います。
(おわり)




